投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-
【その他 官能小説】

ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-の最初へ ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係- 1 ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係- 3 ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-の最後へ

ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-(2021/05/10)-2


「トオル!
 また夢精したわね!
 出してから寝なさいって、私、言ったわよね?
 お願いだから、オナニーしてよ!」
トオルの部屋のドアを開けるなり、
ヒトミは一気にまくしたてた。

ヒトミの口調はトオルが小さい頃から変わっていない。
トオルに対しては本当の姉の気分になるのか、
どこか小言を言うような感じになることが多い。
トオルの方は、ヒトミのそんな口調には慣れてしまっていた。

「・・・ごめんなさい。
 僕、部活で疲れて眠くて・・・。」
きまりが悪そうにトオルが答える。

「もうっ・・・。
 眠くてもさ、出してから寝てよね。
 洗濯するの大変なんだから。」

「・・・分かったよ。
 ・・・・ごめんなさい。」

「もうっ・・・、
 そうやって謝れば済むと思ってるでしょ?
 こういうやりとりするの、何度目?
 何回言っても直らないから、
 私、決めたわ。」

「決めたって・・・、何?」

「トオルが出すのをこの目で確認する。
 今夜から、トオルは私の目の前でオナニーして。」

「えーっ!!」
トオルが素っ頓狂な声を出した。

「しょうがないでしょ!
 トオルが約束守らないんだから!」

*     *     *


ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-の最初へ ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係- 1 ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係- 3 ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前