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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 3組の夫婦交換 1-6

雅和の指は綾乃の割れ目をこじ開け、
ヌラヌラとした感触を楽しむように奥へ奥へと突き進んでいく。
もう一方の手は綾乃の乳房へと伸び、
二人の距離はすぐに抱きつけるほどの距離へと近づいていた。

「史恵さんの旅館だからですか?」
「ううん。あなたたちと同じ。たまたま偶然よ。
 わたしたちも、看板を見て、偶然訪れたの。
 そしたら……。」
「なるほど。ボクたちのように……。
 いや、香澄のように、偶然の再会が待っていた……。」。
二人の身体が大きく波打ち始めた。
綾乃の表情が少しずつ緩み、目も少しずつ虚ろになっていく。

「ええ。ねえ、もっと近づいてもいいかしら。」
「もちろんです。抱きしめてもいいですか?」
「どう?合格?」
「合格だなんて……。特待生扱いですよ。」
「わたしも同じ感想よ。」

香澄の目の前で、いきなり雅和と綾乃は抱き合い、キスを始めた。
もちろん、二人の手は互いの下半身を弄り続けたままだ。
「ね、ねえ、ちょっと……。」
「あ。香澄、ごめんね。
 わたし、ご主人の身体、気に入ったわ。
 もう少し待ってて。今、ご挨拶してくるから。」
「…………。」

綾乃は雅和の前にしゃがみこむと雅和の顔を見た。
雅和は小さくうなずくと、綾乃の目の前で立ち上がった。
ピクンピクンと脈動するペニスが綾乃の目の前に現れると、
綾乃はそのまま顔を近づけ、一気に根元まで飲み込んだ。

雅和が香澄の顔を見て、困ったような顔をした。

やがて綾乃の動きが激しくなった。
大きく頭を上下させ、時にはお湯の中に頭を突っ込むようにして、
バシャバシャと音をさせながら激しいストロークを繰り返し始めた。
雅和は腰に手を当て、身体を後ろに反らし、股間を綾乃の方へ突き出している。

史恵は、初対面でありながら、そして妻の目の前でありながら、
これほどまでに激しいフェラチオを施す綾乃のことを恐ろしくさえ感じた。
そして何の抵抗もなく、綾乃のフェラチオによる刺激をより強く感じようとする、
自分の夫の強欲さと単純さに、改めて呆れた。

(これも才能の一つね。
 会っていなかった20年以上の時間をまだ完全には埋められないわたし。
 初対面の女性に、これほど大胆にふるまわれても少しも遠慮しない夫。
 でも、そんな光景を目の前で見せつけられて、
 わたしはまた、言い様もない嫉妬を感じている。
 その証拠に……。)

香澄は二人の痴態を見つめながら割れ目に指を差し込むと、
香澄の割れ目からは温泉水とは明らかに違う、
ヌルヌルした新たな愛液が溢れ出して来る。

「あ、あなた。綾乃の乳首、か、可愛がってあげれば?
 大きいだけじゃなかったと思うわ。
 史恵よりも激しくされるのが好きだったような気がするもの。」
そう言いながら、もう片方の手で自分の乳首を摘まんだ香澄は、
自分の声が微妙なビブラートを帯びていることに気が付いた。

すると綾乃が顔を上げて香澄の方を見た。
「香澄。覚えていてくれたのね。」
「ううん。すっかり忘れてたわ。
 さっき、あなたが歩いてくるときに見て、思い出したの。
 ああ、この乳首は綾乃だって。
 そしたら、綾乃が乳首をちぎられそうになって、
 もっと強くって喘いでいた時の顔が思い出されたの。」
「香澄もすっかり慣れたのね。」
「慣れた?」
「ええ。こういう状況に、よ。」
「そうね。自然と慣らされたわ。
 あなたと史恵にね。」
「そうね。でも、あれは単なるきっかけよ。
 香澄の方に、その素養というか……。才能がなければ、ここまでにはならないわ。」
「これを才能というのなら、神様に感謝しなくちゃね。
 確かに、わたしはあなたと史恵によって開花された。
 でも、そのあとは自然な流れ。自分の気持ちのままに生きてきただけよ。」
「だから、それだけでここまで来れるなんて、素晴らしいわ。」
「綾乃だって、こうして再会したばかりのわたしを放っておいて、
 わたしの旦那に手を出すなんて、さすがだわ。」
「香澄に褒められるなんて思いもしなかったわ。
 わたし、香澄には軽蔑されているって思ってたもの。」
「女子高生のくせに、身体を売って、
 何人ものおじさんに抱かれるだけじゃ飽き足らず、
 年上の男たちを集めて乱交ばかり繰り返している淫乱女子高生。
 おまけに、史恵と二人でわたしをハメて、
 自分たちのグループに引きずり込んだ悪い女……。」
「そっか。香澄は知らなかったのね。わたしの初体験。」
「綾乃の初体験?」
「そう。だから今のわたしの紹介が物足りなかったんだわ。
 次からは付け加えておいて。 
 小学校の時に父親に犯されて、それ以来、
 セックスなしでは生きられないほどにセックスにはまった淫乱小学生って。」

「綾乃。ごめん……。わたし、そんなつもりじゃ……。」
「いいんだってば。知らなかったんだから、仕方ないでしょ。
 だから、次からは今のを忘れずに、紹介してね。
 身体を売ったのも、半分は父親への腹いせだけど、半分はお金欲しさだったわ。
 自分の一番好きなセックスをして、お金をもらえるなんて、
 最高だったわよ。好きなもの何でも買えたし……。
 あ、自分で買わなくても、おねだりすればみんな買ってもらえたわ。
 いい時代よね。苦労しなくてもお金を稼げたんだもの。」
「綾乃……。」
「どう?史恵の過去よりも、さらにドラマチックって言うか……。
 ダイナミックでしょ?」


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