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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換の余韻-5

「ね、ね、あなた。こ、こんな、ところで……。
 あ、あ、なんか、ものすごく感じちゃうの。
 こんな……恥ずかしい……誰かに……見られたら……
 ね、ね、わたし、い、いっちゃう……わ。」
「いいね。刺激的な経験だよ。
 そうだ。ここを学校の階段だと思えば、もっと刺激的じゃないか?」
「えっ?学校の階段?」
「そう。授業中の学校の階段さ。
 ボクたちは授業を抜け出して、こっそりセックスをしている。
 クラスメイト達は教室で授業を受けている。」

夫に言われてみれば確かに階段から先に続く廊下を見ると、
学校の校舎のように見えないでもなかった。

「そ、そんなのって……。」
「しかも、香澄のクラスメイトの史恵さんは、
 君が教室にいないのに気づいていて……。
 もしかしたらどこかでセックスしてるのでは?って思ってるわけさ。」
「何をバカな想像をしているのよ。」
「……史恵さん。
 香澄さんが見当たらないようだけれど、
 何か知らないかい?
 そう、担任に聞かれた史恵さんは、
 あれ?おかしいな。
 あ、もしかしたら、トイレかもしれません。
 そう答えながらも、
 きっと、階段で誰かとセックスしてるんだろうなって思ってるわけさ。」
「ねえ、ほら、放してよ。お風呂に行くんでしょ?」

「史恵さんは、授業を受けながら、
 香澄が誰とセックスをしているのか、想像する。
 誰かしら……雅和君?違うなあ。利彦君?
 あ、もしかしたら匠君かもしれない……。
 そんなことを想像しているうちに、史恵さんは思わず濡れてきてしまう。
 先生やクラスメイトに見つからないように、
 史恵さんはスカートの中に手を入れて……。」

雅和は腰の突き上げのスピードを上げながら、香澄の股間を弄り始めた。

「あん。ダメよ……。
 ねえ、みんなに見つかったら……。
 ねえ、もうすぐチャイムが鳴るわ。
 ここにいたら、学校中のみんなに見られちゃう。……。」
「そうだ。いいね。香澄。その気になって来たかい?」
「ねえ。場所を、場所を変えましょ。早く……。」
「いいじゃないか。
 ボクたちの仲を学校中のみんなに見せつけてやるのさ。」
「ああ。ダメよ、駄目だわ。
 そんなことしたら、退学になちゃうわ。」
「じゃあ、場所を変えようか。
 ほら、手を床について。
 そう。もっとお尻を上げて。」
「ね、ねえ。無理よ。こんな格好……。」
「香澄さん。ボクを名前で呼んでよ。」
「名前?雅和さんでしょ?」
「違うだろ?ほら、よく見て。ボクだよ、ボク。」
「ああ、もう。何を言ってるのよ。」
「ほら。香澄さん。教室にいる史恵さんには、わかっているみたいだよ。
 香澄さんが、今、誰とセックスしているか……。」
「ああ。いや、あん。た……。」
「ん?聞こえないよ。香澄。ボクのことが好きなら、
 ちゃんと名前で呼んでおくれよ。」
「あ、ああぁ……。たく、み、君……。」

「よし、いい子だ、香澄。
 さあ、このままの格好で浴室まで行こうか。」
「だ、だめよ。ねえ、外して。ちゃんと歩くわ。」
「香澄。早くしないとチャイムが鳴るよ。
 それに、大きな声を出したら、教室の誰かに気づかれちゃうぞ。」
「あ。ああ、で、でも……。」


5分後、香澄と雅和は屋上に上がる階段にいた。
階段の途中で、雅和が急に進路を変えたのだ。
「あなた。どこに行くつもり?」
「見ただろ?あの表示。屋上露天風呂。」
「でも、史恵は何も言ってなかったわ。
 特別室のお風呂へどうぞとは言われたけれど……。」
「いいじゃないか。行ってみて、駄目だったら戻ってくればいい。
 屋上からの景色を見るだけでもいいし、
 気持ちよさそうならそこで続きをすればいい。」

「あん。もう、あなたったら。」
「とてもついていけないかい?」
「ううん。いつも刺激的なことを考えてくれて、うれしいわ。」

幸い屋上への扉に鍵は掛かっておらず、反対にドアの内側には貼り紙がしてあった。

  【香澄。やっぱり来たわね。
   この屋上露天風呂からの眺めは最高よ。
   向かい側の山に向かって、思いっきり喘ぎ声をあげてね。
   運が良ければ、
   やまびこがあなたの喘ぎ声を厨房まで響かせてくれるはずよ。
   楽しみにしているわ。 
   サイドテーブルに、
   昨日の夜の2倍の効果がある飲み物を用意してあるから。
   
   それに、ここのお湯は飲用でもあるの。
   
   例のお客様が到着する前にはちゃんと下に降りてきてね。
         史恵】

「なんだ、史恵さんには全部お見通しなんだな、香澄。」
「でも、ここに来ようって言ったのはあなたでしょ?
 あなたが史恵に全て読まれてるっていうことじゃない?」
「ま、どっちにしても、ゆっくり浸からせてもらおうよ。
 あ、これだね、2倍の効果がある飲み物ってのは……。」
雅和はサイドテーブルの飲み物を素早く発見し、手に取ると、香澄に手渡した。

「昨日の2倍?考えただけでもおそろしい気がするわ。
 わたし、どうなっちゃうんだろう。」
「何も考えなければいいのさ。したいようにする、それだけのことさ。」
そう言って雅和は一気にグラスの中身を飲み干した。
それを見て香澄もすかさず一気に飲み干す。

気のせいか身体中がほてってくるような気がした。
「じゃあ、風呂の中でするか。」
「待って。昨日のモノを先に洗わせて。」
「でも、風呂の中でも中出し、大丈夫なんだろ?」
「それはそうだけれど、区切りはつけたいもの。」
そう言って、香澄は湯桶にお湯を貯め、股間を洗い出した。
湯船の中で雅和は、その様子をじっと見つめていた。


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