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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換の余韻-4

主に午前中に使う部屋や場所などについて、史恵が一通り説明をした。
「じゃあ、そういうことで、いいかしら?」
史恵がその場にいる全員に声をかけると、子どもたちも含めて全員がうなずいた。

史恵は香澄のそばによって、耳元で囁いた。
「さっき、電話があったの。あと1時間くらいで到着するそうよ。」
「ねえ、史恵。それって……。
 匠君……なんでしょ?」
「えっ?どうして?」
「実はね、利彦君が……。」
「えっ?利彦が教えちゃったってこと?」
「ううん。さっき、これから来るお客様が本村様だってことだけ。
 でも、わたしのことを知っている本村って言ったら……。
 匠君しか思い当たらくて……。」

「香澄……。
 わたしの口からは、合ってるとも違うともいえないわ。
 どっちにしても、あと1時間もすればわかることだけど、
 わたしの口から言うわけには……。」
「そうね。史恵はあくまでお客様との約束を守るわけだものね。」

「香澄。でも、あなたの期待は裏切らないつもりよ。
 それだけは言っておくわ。」
「ええ。たとえ違っていても、わたしのことを知っている人との再会なんて、
 感激しちゃうわ。
 あ、それから、利彦君のこと、叱らないでね。
 利彦君だって、バラすとかわたしに教えるとか、
 そういうつもりじゃなかったの。話の流れだったの。」
「まあ、それだけあなたと打ち解けていたっていうことでしょ。
 じゃあ、わたしは準備があるから……。
 あ、そうそう。食休みをとったら、
 みんな、朝風呂を浴びてね。
 昨日の夜の飲み物と、今の朝食。
 それに温泉成分が加わることで、今日1日……。
 そうね,夜中までバッチリな状態で過ごせるはずよ。」

「あ、昨日、聞きました。じんわり効果が出てくるまで、
 ゆっくり浸かった方がいいって。」
「ええ。源泉は飲用にも適しているし。
 特に朝食後の朝ぶろと飲用は効果的なの。
 きっと驚くわよ。」

「そんなにすごいんですか?」
「ええ。だって、今日は昨日以上に素晴らしい日にしたいでしょ?
 そのつもりで朝食の方にも一工夫加えてあったのよ。」
史恵の視線は孝志から離れなかった。

「じゃあ、ゆっくり過ごしてね。
 お客様が到着したら声をかけさせていただきますから。」
そう言って史恵は食事の片づけを利彦たちに任せて大広間を出ていった。

真奈美はさっそく真央と孝志と一緒に風呂に向かった。
香澄は雅和と二人きりになると、夫の方を向いて立ち上がった。
「ねえ。わたしたちもお風呂、入らない?」
「いいね。朝風呂は温泉旅行ならではの贅沢だ。」
「真奈美ちゃんたちは混浴に行ったみたいだから、
 わたしたちは特別室の方のお風呂へどうぞって、史恵が……。」
「そっか。じゃあ、早速行こうか。」
「昨夜の汗も、ザーメンも、流したいし……。」
「ああ。ボクも、香澄と史恵さんの愛液を流さないとね。
 普通に呼吸していても、二人のオマ〇コの匂いが身体から漂ってくるほどさ。」
「わたしの股間もおんなじよ。
 あなたと哲郎さんで、どれほど中出ししたと思ってるの。」

香澄が立ち上がると、いきなり雅和が香澄の浴衣を脱がせた。
「何?どうしたの?」
雅和は何も言わずに香澄にキスをしてそのまま抱き寄せた。
「どうせ貸し切り状態なんだ。このままで行こう。」
「ちょっと、このままって、裸のままで廊下を歩くつもり?」
「いいじゃないか。別に今更見られたらまずい人がいるわけでもないし。」

「でも、まだここの娘さんたちには会っていないのよ?」
「だとしても、特に問題はないだろ?
 昼間は子どもたちは子どもたち、夫婦もんは夫婦もん、って決めたけれど、
 どうせ夜は合流するんだ。
 少しばかり自己紹介が少し早くなるだけのことだよ。」
「そうかもしれないけれど……。
 あ、ああ、ダメだってば。歩けなくなっちゃう。」
「ヌルヌルだな。ボクのモノか、哲郎さんのモノか、
 これじゃあまったくわからない。」
「混合よ。わたしの愛液も混ざっているわ。」
「でも、さすがに舐めるのはちょっと抵抗があるな。」

「ねえ。なんで男は女の人にザーメンを飲ませたがるのに、
 自分では舐めるのを嫌がるの?」
「なぜってそりゃあ……。」
「汚いから?不味いから?」
「う〜ん。そう言われてもなあ。」
「だって、汚くて不味いものを女には飲めって言うなんて、おかしくない?」
「難しいことはわからないよ。」
そう言いながら雅和は階段の途中で香澄のバックからいきなり挿入してきた。

「ちょ、ちょっと……。」
「いいじゃないか。言っただろ?誰にも見られないって。
 こんな場所でなんて、普段は絶対できないから、かなり刺激的なはずだよ。」
「ねえ、あなた。急に変わった感じよ。」
「ああ。この旅館に来てからの出来事が、
 あまりにも刺激的なこともあるけれどね。」
「あなたの性癖ともピッタリだったってこと?」
「そういうことさ。楽しまなけりゃ勿体ない。
 ほら、もっと脚を開いて。」
「あん。ねえ、まだザーメンが残ってるって言ったでしょ?
 床に垂れたりしたら困るじゃない。」
「その時はその時さ。」
雅和はそう言って、階段の一段下から一気に腰を突き上げてくる。

香澄は夫のペニスを受け入れながら辺りを見回した。
雅和の言うとおり、廊下に人影はない。
宿泊客は香澄たち家族と松本兄妹のみ。
真奈美と松本兄妹は混浴風呂に入りに行っていて、
史恵の家族、つまりはこの旅館の従業員たちは、
午前中に到着する客を迎える準備に奔走しているはずだ。

雅和の言うように、確かに、
こんな場所でセックスなど、普段では考えられないだろう。
ガランとした廊下に香澄の喘ぎ声が少しずつ響き始めた。


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