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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 3-5

「でも、最初がいきなり4Pだったものね。
 あれで、すっかり行く先を間違えちゃったわけでしょ?香澄の場合。」
「ちょっと史恵。いきなり4Pにしたのは誰?
 あれって、史恵の作戦だったんでしょ?」

「へえ。香澄さんって、初体験が4Pだったんだ。」
「そうなの。おまけにわたしともキスしたり舐め合ったり……。」
「じゃあ、レズ初体験もその時?」
「ええ。そうよ。しかもそのお相手が、今わたしの夫の上で腰を振っている史恵。」

「腐れ縁よね。わたしたちって。」
「でも、ずっと音沙汰なかったから、今、こうして懐かしがっていられるのよ。 
 わたしが匠君のことで疑問に思い始めたころに史恵と会っていたら、
 わたし、史恵を許せなかったかもしれないもの。」
「じゃあ、今だったら許してくれるわけ?」
「えっ?じゃあ、やっぱり、そうなのね?」
「さあ。本人以外、はっきりしたことはわからないんじゃない?
 香澄とする前に、匠君がわたしとしてたのが事実だとして、
 それが匠君の初体験だったかどうかは、匠君以外判らないでしょってことよ。」
「つまり、史恵とする前に、匠君は誰かと体験してたってこと?」
「あら。香澄との前にわたしとした、なんて、わたし、言ってないわよ。」

「香澄さんも史恵も、もうそのくらいにしておけよ。
 それよりも、もっと腰を使って、今を楽しもう。」
「そう。さっき飲んだヤツのせいか、はち切れそうなんだからさ。」
「ホント?」
「ええ。さっきからわたしの中で、オマ〇コの壁を圧迫してくるの。
 うちの人のはそれほどでもないかしら。」
「哲郎さんのはもともとが凄いもの。
 最初に入れた時の抵抗ったら半端なかったわ。」
「あら。あんなに濡れ濡れオマ〇コの香澄でもそうなの?」
「あら。わたしのオマ〇コの締りはあの頃のままよ。」
「それにあの飲み物の効果は男女問わず。
 女は女で、締りがよくなるのはもちろん、感度だって普段以上になるわ。」
「ああ。老若男女問わず、だな。」

「じゃあ、普段から凄ければ、さらにってこと?」
「そうね。ちょっとばかり飲みすぎて、
 お客様に、無茶苦茶にして〜って自分から乱れに乱れて、
 お客様の方が青ざめたこともあったくらいだよ。」
「哲郎。さすがにそれは恥ずかしいわ。
 何でも言っていいってことじゃないでしょ。
 少しはわたしのことも考えてよ。」
「史恵のことを考えているから、わざわざ言ってるんじゃないか。」

哲郎と史恵が言い争いを始めそうな雰囲気を察し、香澄が哲郎に質問した。
「でも、そういうお客様って、どのくらいの割合でいらっしゃるの?」
「うちの旅館はもともとの規模がそれほど大きくないからね。
 1日5組の予約しか受け付けていない。
 その中でボクたちがおもてなしに加わるのは1,2組っていうところかな。」
「今日はたまたま、予約を取ってなかったのよ。
 子どもたちも春休みだし。
 それにほら、明日の朝、到着されるお客様を迎える準備のため。」

「そうだったわ。ねえ、ほんと、誰なの?史恵。」
「香澄もしつこいんだから。
 守秘義務よ。」

「なあに。明日の朝になればわかることさ。
 さあ、おしゃべりはこのくらいにして、
 そろそろラストスパートに入らないと。香澄さん。」
「じゃあ、ボクもそろそろ責めましょうか。」

哲郎と雅和は、ゆっくりと腰を使い始めた。
しかも二人とも、かなりゆっくりとした大きなストロークだった。
史恵と香澄の身体が男の身体の上で大きく跳ね上げられ、ストンと落ちる。

「あうっ。フリーホール並みの落差だわ。
 ねえ、史恵。哲郎さんの腰、凄いバネだわ。
 空中に跳ね上げられて、放り出されちゃうみたいよ。」
「香澄。落ちてくるときに、子宮の入口にぶつかると、
 本当に気絶しちゃうから気を付けて。
 あ、い、いい。ね、ねえ。雅和さんの……あ、ああ。くねり……。
 な、なんなの?この、いやらしい…あ、腰の使い方。
 このくねった腰使い、香澄はいつも味わっているのね。」

「史恵こそ、毎晩、この逞しい肉体を味わっているんでしょ。
 こんなに激しくされて、悶えているんでしょ?」
「ああ。そうよ。羨ましい?
 わたし、今でも毎晩、夫のペニスでいかされてるの。
 毎晩よ。
 お客様のおもてなしがあった日だって、絶対にセックスするの。
 夫のペニスで掻き回されないと、眠れないのよ。」

「ねえ。おもてなしって、いつごろから始めたの?」
「先代がこの旅館を始めた時からだよ。
 まあ、その頃は今よりもさらに小さな旅館で、
 おもてなしも、先代の女将の趣味というか……。」
「趣味?つまり、そういうこと?」
「ああ。単に、男好きだったんだろうな。
 でも、それに先代が目を付けたっていうか、
 おもてなしと称した接客が売りの旅館になったのさ。」
「へえ。で、哲郎が継いだわけね。」
「ああ。前の妻と一緒にね。」

「別れた奥様も、おもてなし、してたわけ?」
「ああ。まあ、別れた原因も、そのおもてなしだたんだけどね。」
「おもてなしが原因で、離婚したの?」
「お客さんと意気投合して、出て行っちまったのさ。
 史恵と子ども二人を残して。」

「えっ?じゃあ、前の奥様って、史恵の旦那さんと浮気したってこと?」
「そうなの。わたしは、前の夫と一緒に、この旅館に来たのよ。
 家族連れでね。」
「まあ、おもてなし目的で来たんでもなかったようだが、
 うちのやつが史恵の旦那に一目ぼれしたって訳だ。」
「そ。で、うちのひとは哲郎の奥さんに一目惚れ。」


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