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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 3-3

「正しいかどうかは知らないけれどね。
 いいことだろうが悪いことだろうが、過去は過去。
 変えられるものでもやり直せるものでもないからね。」
「史恵の過去にはこだわらない、ということ?」
「史恵の過去だけじゃないさ。
 例えば、ボクが史恵の過去にこだわれば、
 史恵も、ボクの過去にこだわるだろ。」
「哲郎は史恵に知られたくない過去があるの?」

「さあ。知られたいとか知られたくないとか、過去に区別はないよ。
 過去は過去。
 そして変えようもない事実だ。」
「だから、拘らない?」
「こだわったところで何が出来る?
 ボクにできるのは、
 今日を生き抜くことと、明日を生きようとすることだけだよ。」
「ええ。わたしも……ううん。わたしたち夫婦も、
 心の底からそうだって思えるようになったの。」
「史恵も香澄も、
 表現の仕方が違うだけで、考えていることは同じっていうことさ。」
「ええ。わかっていたわ。」
「ええ。わたしも……。」


「なんか、わかり合っちゃったみたいだね。」
「まあ、もともとすれ違ってもいないんだろうけどね。」
「ああ。どうせ史恵のことだから、
 みんながより興奮するためにはどうするかを考えたんだろうけどさ。」
「香澄も、それがわかっていて応じたんだろ?」
哲郎も雅和も、自分の妻ににこやかに話しかけた。

「香澄。うちの人も、あなたのご主人も、あんなこと言ってるけど……。」
「そうね。男って単純よね。
 よく、女は子宮で物事を考えるっていうけれど、
 男はペニスで考えるってことかしら。」
「だから、一方的に入れるだけ。 
 単刀直入っていうか、複雑に物事を考えられないんじゃない?」
「でも、その方が物事が複雑にならなくていいわ。」
「そうね。結局のところ、射精すれば満足、っていう感じ?」
「だったら、二人そろって、根こそぎ搾り取ってあげましょ。」


哲郎はそう言うと、香澄の身体の位置を史恵の方に向けた。
香澄が四つん這いになると、真正面に史恵の顔が見える。
哲郎はそのまま香澄の背後に回り、両手で尻をつかんだ。
「張りのある、いいお尻だ。叩きがいがありそうだよ。」
「やだ。初対面のセックスで、いきなりスパンキング?」
「しかも、ご主人の目の前でね。」

哲郎は冗談だよというように、香澄の尻を軽く叩くと、割れ目をそっと撫ぜた。
「なんだ。もう終わりなの?」
「いや、これからだよ。なんで?」
「違うわ。スパンキングよ。もっと叩いてくれるんじゃなかったの?」
「さすがにまだ早いだろ?旦那さんたちの様子も見ながらね。」
「わたしは別に構わないわ。
 経験がないわけじゃないし、嫌いな方だとも思わないから。」
「いやいや。万が一、傷でもつけたら大変さ。」
「あ、それはそうなの。わたし、怪我をさせられることだけはNGなの。
 でも、そこまでいかないのなら、痛みも結構快感よ。」
「じゃあ、後でチャンスがあればね。
 それより、香澄。グジョグジョオマ〇コの音、聞こえるかい?」
「ああ。いやらしい音。
 あなたに叩かれることを想像しただけなのに、そんなに濡れちゃうなんて。
 わたし、これほど淫乱だとは思わなかったわ。」
「わかりきったことを言うね。
 確かにこのオマ〇コは、淫乱そのものだよ。」
「オマ〇コだけ?」
「アナルかい?香澄、経験、有るみたいだね。」
「見ただけでわかるの?」
「ああ。それに、アナルの経験があるっていうことは、
 それなりの経験をしてきているっていうことでもある。」
「それってどういうこと?」

「まあ、簡単に言えば、アナル経験者は間違いなく熟練者というか……。
 それなりの経験をしてきているっていうことさ。」
「普通じゃないっていうこと?」
「経験豊富っていうことさ。
 オマ〇コのセックスだって、最初は痛みが伴ったり快感を感じなかったりするだろ?
 アナルとなれば、それなりの準備も必要だっていうことさ。」
「確かに、思い付きじゃあ無理よね。その時の準備だけじゃなくって、
 前もって……。ウォーミングアップっていうか……。」
「ああ。開発には時間も手間もかかるからね。」
「つまり、それほどの苦労の先にあるのがアナルセックスっていうことね。」
「ああ。一朝一夕にはできないプレイがアナルセックスだとすれば、
 その経験者はかなりの熟練者、あるいは……。」
「よっぽどの好きモノって言うことね。」
「香澄は……。最初はどっちだった?」
「そうね。簡単に言ってしまえば、開発と同時進行、かしら。」
「なるほどね。じゃあ、才能あり、だったってことだ。」
「アナルセックスにも才能ってあるの?」
「もちろんさ。まず、してみようと思うかどうかで大きく分かれるからね。」
「そうよね。排泄するためのものだもの。」
「いや、そう言ってしまえば、男のペニスも、そういうことになる。」
「あら、ほんとだ。」
「だから、ペニスを咥えられない女も、中にはいるわけさ。」
「汚いものっていうこと?ああ、もったいないわ。」
香澄は改めて哲郎のペニスを握りしめ、愛おしそうにその先端を舐めた。

「香澄だって、最初からそうだったわけじゃないだろ?」
「最初から?そうね。確かにそうだわ。
 おしっこをするためのものとしか思っていなかったもの。
 これが、わたしに天国を見せてくれるかけがえのないものだって知ったのは、
 初体験の時だったわ。」


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