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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 2-3

そもそも、初対面の相手のペニスをしゃぶるという行為が、
世の中ではどの程度の頻度で行われているのか、
香澄は今まで考えたこともなかった。

それほど珍しいことではないのかもしれないし、
ごく日常的なことなのかもしれない。
あるいは、呆れた顔で見られるほどに、異常なことなのかもしれない。
しかし、当の香澄にとっては、別に珍しいことではなかった。

初体験の時に匠と豊、2本のペニスをこわばる指で握り、
唇を近づけ、舌先で舐めていったのだ。
さらには口の奥の方まで使って咥え、唾液を絡ませながら出し入れもした。

最初は史恵に急かされ、恐る恐る匠や豊のペニスを握らされたような気もするし、
自分から進んでペニスを握りしめたり舐めたりしたような気もする。
冷静に考えれば、何の経験もない女子高生にとって、
その場所は単なる排泄器官でしかなかったはずだ。
それなのに汚いとも思わずに舐めたり咥えたりしたということは、
史恵がしているのを見て、
自分も負けてはならないと思ったか、
それとも我慢できなくなって咥えてしまったのかもしれない。

どれが真実だったかなど、今更確かめる術もないし、
確かめたところで、意味もないことだと香澄は思っていた。
ただ、そのことも、のちの香澄が、
初対面の男のモノであっても不潔だと思うこともなく、
抵抗なく握り締め、舐め回したり扱いたりすることが、
できるようになったきっかけだったようにも思うのだ。

そしていつの間にか、先端を舐めたり口に含んだりしながら、
その太さや硬さを確かめるようになっていた。
一人ひとりの顔が違うように、ペニスにも表情があり、
その長さや太さ、硬さ、匂いや舐めた時の味までも違うことを知った。

そんな行為がエスカレートし、
数人の全裸の男たちを前にして、
顔を見ないでどれが誰のペニスかを当てるなどというバカげたことに、
史恵と一緒に興じた記憶さえよみがえって来る。

フェラチオという行為とそのテクニック。
自分で身につけたものなのか、
それとも史恵が言うように、史恵から手ほどきを受けたのか。
相手の男に、そこをこうしろ、あそこをどうしろと、
いろいろ手ほどきをした可能性もある。
あのアパートの一室で、立ち替わり入れ替わり、
何人かの男たちを相手にしたことが急に思い出された。

史恵と競うように男たちに抱かれ、競うようにしてペニスに手を伸ばしたあの日々。
(史恵と二人?)
いや、もしかしたら、もう一人の女性の可能性も、なくはなかった。
(綾乃……。まさか、綾乃のことまで思い出すなんて……。)

そんな香澄の回想を遮るように史恵がまた声をかけてきた。
「ねえ、香澄。聞いてる?
 その咥え方。見覚えがあるわ。
 わたしと同じ咥え方よ。
やっぱり香澄のフェラの原点はわたしよねえ。」
史恵はいつの間にか身体の向きを変え、
大きく開いた股を仰向けに寝た雅和の顔の上に押し付け、
腰をくねらせながら、雅和のペニスを咥えている。

時折顔を上げると、その視線はじっと香澄に注がれていた。
おそらく史恵の顔の下で夫の雅和は、
鼻面を割れ目に押し付けながら、
史恵のクリトリスを舐めているのだろう。

香澄には、自分の乳房を揉みながら腰をくねらせる史恵の身体が、
時々思い出したようにビクンと動き、
その瞬間、艶めかしい表情をすることで、
直接は見ることのできない夫の動きを想像することができた。

(あの人ったら……。史恵のお尻に敷かれちゃって……。
 でも、あそこはあんなにおっ勃ってるわ。
 そりゃあそうよね。オマ〇コもアナルも、丸見えだろうし。
 史恵のフェラのテクニックだってなかなかのもののはずだもの……。)

しかし香澄は、史恵の呼びかけにあえて無感情のまま答えた。
「さあ。どうだったかしら。
 わたしは、史恵のフェラチオを、
 そんなに詳しく見た覚えはないもの。」
「そうだった?わたしが教えたんじゃなかったっけ?」
「さあ。覚えてないわ。」
(たとえそうだ太としても、高校時代のわたしは、
 男の袋やアナルまで舐めるようなことはしてなかった……と思うもの……)

香澄はこれ以上史恵にフェラのことを指摘されるのを嫌い、
早々に挿入しようと哲郎の身体を跨いだ。
そしてやはり史恵と雅和の目を意識しながら哲郎の脚を大きく開くと、
哲郎のペニスで自分の股間を擦りながら、
ゆっくりと腰を下ろし、哲郎のペニスをオマ〇コの中へ埋めていった。
哲郎はあえて何も言わず、身体も動かさず、香澄のするままにしていた。

「ヤダ。雅和。香澄ったら、自分から突き刺しちゃったわよ。
 あなたの奥さんも、貪欲ねえ。
 ほら、見てあげて。あのヌルヌルになった割れ目がうちの人のペニスを咥えてるわ。
 ああ、うちの人のアイスキャンディー、香澄のオマ〇コに食べられちゃったわ。」

そう言いながら史恵は軽く腰を浮かせ、雅和の顔の動きを自由にした。
史恵の尻の下から香澄の方をのぞいた夫の顔は、
史恵の愛液と雅和自身の唾液とで、ヌルヌルになっている。

香澄はそんな夫の顔をじっと見つめ、
夫を挑発するようにゆっくりと腰をうねらせ始めた。

哲郎のペニスとオマ〇コがつながっているところが
史恵たちから丸見えになるように、
股を大きく開いたままで腰を上下していく。
割れ目の肉襞が哲郎のペニスに絡みつき、
香澄の愛液にまみれた肉棒が、呼吸でもしているかのように出入りしている。

両手で乳房を持ち上げて身体をくねらせる様は、
明らかに雅和と史恵を挑発しているように見えた。
乳房を揉む香澄の手に、後ろから哲郎の手が添えられた。
二人は指を絡ませながら、ゆっくりと、それでいて激しく、
共同作業のように香澄の乳房を揉み始めた。


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