私って変?-2
「強引ですね、私不倫はしませんよ、お母さんに言っちゃおうかな。」
「あわわわ、違う、ご飯だけね、いい店があるから、本当に美味しいの、ね、行こうよ、今日だけ、もう絶対誘わないから今日だけお願い、それとお母さんにはナイショで、お願い!」
「しょうがないなぁ、ほんとに今日だけで。」
店長、ウキウキしちゃってスキップなんかして面白いの、会話も楽しくって、カウンターの和食の店だけど、高級感有るのに店長といるとカジュアルに感じて、緊張せずに美味しく食べれたわ。
「セイコちゃんと横並びでご飯食べるの夢だったから、夢のようだよ!」
「こんな美味しいお店初めてです〜、良かった。」
「フフン、でしょへへッ、ところで………セイコちゃんて彼氏とかいるの?」
「いません!いないとダメですか?」
「イヤー、カワイイのに、今までは?」
「女子高、女子大だし、両親がきびしいから、男性とは付き合った事ないです。」
「え〜女性とはあるの?」
「無いです!言葉じりで、変な想像しないで下さい。」
「ごめ〜ん、つい、ノリで、へへへッ。」
「彼氏とか欲しくない?彼氏になれた人は幸せだろうなぁ。」
「どうして?」
「だって、カワイイし、スタイルも抜群だし……。」
「なんですか?思わせぶり。」
「少しエッチ!。」
「な、何言ってるんですか、店長がそっちにもっていくのが上手くてのせられるから変な話題になってるもん!」
店長がちいさな声で
「セイコちゃん、カットしてる時、何してるの?」
「え、な、何って……普通に…座ってますけど。」
「ぼくには、隠さなくても、大丈夫だから……まぁいいけどね。」
「そんな……何も、別に…え、知ってる?」
「分かるよ〜、小刻みに揺れてるのに、すごくエロい顔になってるし。」
「もう!ダメダメダメそんな事、ウソウソよ、してないし、そんな事……。」
「え、してないって、何の事、何かしてたの?」
「あ、……。」
「オナニー?してた?椅子を濡らしたのはわざとじゃなかったの?」
「そんな事……しません、店長の勘違いです。」