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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 1-6

「あなた。期待してるのね?」
「香澄は違うのかい?
 ボクは、史恵さんと香澄の目の奥の、妖しい光を見たような気がして、
 だから、明日も泊まることにしたんだよ。」
「そうね。わたしが思っている通りなら……。
 今夜は寝ておいて、損はないと思うわ。」
「よし。そうしよう。」
「じゃあ、今夜はもう休みますか?」
「いや、それも無理だろう。
 燃え上がった炎を消さないことには、このまま眠るって言っても眠れないだろう。」
雅和は自分の股間を史恵と香澄の方に押し出しながら言った。


そんな香澄と雅和の会話を聞いていた史恵が再び口を挟んだ。
「はい。恐らくそうだろうと思いまして。そこで改めてご相談なのですが……。」
史恵が横にいる亭主の方を向くと、それまで黙っていた旅館の主が口を出した。

「おい、史恵。直接、お見せした方がいいだろう。」
「あ、そうですね。それがいいかもしれません。」
そう言うと史恵は、雅和と香澄を見てにっこり笑い、部屋を出ていった。

「あ、横から突然口を挟みまして申し訳ない。
 この旅館の主、史恵の亭主の星野哲郎です。」
「あ、どうも。お世話になってます。」
「いえ。こちらこそ、ありがとうございます。
 今夜はお泊りいただきまして、大変ありがとうございます。」
「いやいや、ご主人。ボクたちも、
 こんな素晴らしい部屋を使わせていただいて、大感激です。
 あの兄妹の若さに応えられたのも、
 この旅館の温泉と料理、そしてこの特別室のおかげです。」
「そう言っていただけると……。で、これからのことなんですが……。
 実は、ある程度の時間、楽しんでいただけて、
 その後、ぐっすりと休んでいただくのにぴったりのものがございます。」
「???」

「実は、ここの温泉成分から作った、特別な飲料なんですが。」
ちょうどそこへ史恵が1本のボトルを持って戻ってきた。
「これをお飲みいただくと、2時間ほど……。絶倫……。
 男女関係なく、とても素晴らしい時間を過ごしていただくことができます。
 そしてそれが収まりますと、ぐっすりお休みいただくことができる。
 朝、お目覚めの時には、気力体力、精力も性欲も凛凛となる、飲み物です。」
「なるほど。それはすごい」

「はい。アルコールなどは含んでおりませんので、
 お子様……。未成年の方がお飲みになっても、何ら心配はございません。」
「じゃあ、真奈美も……。あ、うちの娘ですが。
 真奈美も飲んで大丈夫、ということですね。」
「はい。お嬢様がお飲みになっても、全く問題はありません。
 むしろ、今まで以上のご経験ができるかと……。
 あ、お隣のお部屋にも、後でお持ちします。」

「なるほど。子どもも大人も、ですね?」
「はい。もちろんです。
 もともとがそういう目的のために、
 先々代がここの温泉を使って開発したものですので。」
「なるほど。これがあれば明日のことを気にせずに、
 まだまだたっぷり楽しめるということですね。」
雅和は香澄の顔を見て、大きくうなずいた。 


仕事としての話がすべて終わったという意味なのだろう、
史恵がそっと立ち上がり、部屋の隅で着物を脱ぎ始めた。

旅館の主、哲郎が話を続ける。
「では、これからのことですが……。
 ご主人……。雅和さんは誰をお望みです?
 うちの娘たちでも、もちろん、よろしいのですが……。」
「こちらの娘さんたち、ですか。」
「はい。17歳の沙織、15歳の奈々美。
 まだ未熟者ゆえ、十分なおもてなしができるかはわかりませんが、
 本人たちもそのつもりではおりますので。」
「なるほど……。」
雅和のペニスはさっき以上のビクンビクンと脈打ち、素直な反応を見せた。

「ただ、もしよろしければ、わたしと……。というよりも……。
 わたしたちと交換、しませんか?」
「交換、ですか?」
「ええ。夫婦交換。ご主人にはうちの史恵が、
 そして奥様、香澄さんのお相手はわたくしが……。」
「夫婦交換……。」
「はい。もちろん、流れの中で、4人で楽しんでも構いませんし。」

香澄には魅力的な提案に聞こえた。
史恵たちの息子にも興味はあるが、
史恵夫婦との夫婦交換という響きがなんとも卑猥だったからだ。
しかし、夫は納得できないのか、哲郎にまだ質問している。

「初対面で、いきなりの夫婦交換、ですか。」
「初対面だからこそ、というか……。それこそ今夜しかできないことかなと……。」

「なるほど。夫婦交換ですか。ボクは史恵さんと……。うちの香澄が哲郎さんと……。」
「娘さんは?」
「ああ。真奈美ですか。あっちの部屋で孝志君と……。
 いや、あいさつもさせないで申し訳ない。」
「いやいや、とんでもないです。で、妹の……。」
「真央です。」
「真央さん。さっき、うちの利彦がお話ししたと思いますが、いかがなさいますか?
 ああ、そうだった。雄大も、もうすぐ来ると思いますので。」

一人取り残されたように少し距離を置いていた真央は遠慮がちに言った。
「あ、いえ。わたしの心配はなさらずとも……。」

香澄はそんな真央が急にいじらしく思え、優しく、勇気づけるように言った。
「真央ちゃん。さっきも言ったでしょ?
 ねえ、史恵。
 利彦さんと、雄大さん。
 真央ちゃん、どちらかを選ぶなんてできないって言ってたの。
 わかるでしょ?」


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