オフィスでのマッサージ-7
「え、あ…」
ボクサーパンツを真由美がぐいっと引っ張ると、金治のそれが勢いよく飛び出した。
「少し細くて長めなんだね…奥まで届くはずだ」
感心している素振り見せながら、ちゅ…とそれに口付けをする。
「はっ、あ…汚いですよ…」
「そんなこと言いながらして欲しいくせに…びくびくしてる。美味しそう」
ぺろっと体液が出るそこを舐め上げられた。
「オチ×チン舐めるの久しぶり…」
「う、ぁっ…せんぱ、いっ…」
急に、奥まで咥えこまれ、金治はぞくぞくと身震いする。
じゅるじゅると、唾液の音がした。
「い、嫌じゃ…ないんですか?うっ…あっ…」
金治にそう聞かれ、一旦唇を離し、真由美は答えた。
「佐田くん、あたしがこんなに美味しそうに舐めてるのにそう思うの?この間のとは違うんだから安心していいよ」
クスっと真由美が笑う。とても狡猾な笑みだった。
「でも、こんなに長いから全部咥えきれないな…」
「先輩っ…!」
咥え切れない部分を指で刺激され、金治は絶頂に達してしまいそうだった。
「そんなしたら、イッちゃいます…本当に…!」
「んふ…?それはまずいなあ…」
そう言うと、真由美は金治の前に立ち、自らの下着をするすると下ろした。
ぱさっと黒い下着が、床に落ちる音がする。
「気持ちよくして、ちゃんと」
真由美の体が近づいた。
「ーーあ、ダメです、先輩…!コンドーム持ってませんっ…」
とっさのことに制止できない。いや、期待していたという方が正しいのか。
ぐちゅり、と簡単に金治のものを飲み込んでいく、真由美の体内。
「そんなこと、気にしてくれるの?優しいね、佐田くんは。でも、もう入っちゃった。んん…ぅ、すごい、奥まで届く…」
真由美が、金治の上で激しく動く。
「本当、俺、出ちゃいますって…!!」
「いいよ、中に出しても。あ、また、あたしもイク…!!」
真由美が金治のそれを締め付けたそのとき、金治も限界に達してしまった。
「あ、ぁあ…先輩っ…、止まんない…すみません…」
どくどくと吐きだされるその体液は、いつもより量が多い気がした。時間にして数秒であったが、金治にはいつもより長く感じた。
「なか、に……先輩…」
「大丈夫…気にしないで…。気持ちよくて、まだ中びくびくしてる…」
下半身だけ露出して、繋がっている。服も脱がずに、しかもオフィスで。この状況がとてもいやらしく金治には感じられた。
真由美は自分のことを求めてくれた。それだけで嬉しかった。
ーー真由美が耳元で囁く。
「このことは二人の秘密だよ」
これからの二人の関係に金治は期待せざるを得なかった。