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性用占精術 秘密のセックス鑑定 『星座別鑑定データ』
【ハーレム 官能小説】

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バルゴの女 処女の章-5

「身体平気ですか?」

シャワーを浴びて服を着るとまるで行為の前に戻ったかのように真澄はきちんと清楚な様子でソファーに座っている。彼女のような人はまさしく永遠の穢れなき乙女のようだ。

「はい。平気です。なんだかすっかり肩の荷が下りたような気がします」
「それはよかった」
「あなたのおかげです。初恋は実らないものですけど、次にやっと進めそうです」
「お相手はどんな方ですか?」
「そうですねえ。こういうとなんですけど、人間らしいというか、神父様と真逆なタイプと言うか……。あ、あの悪い意味じゃございませんのよ。溌剌としていて精力的な感じの方です。」

「なるほど。元気な方なんですね。いいと思います」
「お若いころはよく遊んでたなんて噂もあったのですが、もう今は落ち着いてらっしゃるようでお受けいたしましたの」
まだまだ遊べそうな年代であろうがおそらく真澄の名器にはかなわないだろう。きっと結婚生活は上手くいくと予想ができる。もし万が一、神父が彼女を抱くようなことがあればおそらく聖職者の道を捨てるかもしれない。時代が時代なら魔女狩りの被害にでもあってしまいそうだ。

「あの……」
困ったような表情を見せながら言葉を選んでいる真澄に僕は言う。

「麗子さんにはすべて上手くいったとお伝えいただけますか。もうそれ以上何も言うことはないです」
「そう……、ですか」
「あなたのおかげで僕は麗子さんから飛び立てそうです」

切なげな瞳で真澄と一緒に恋の終わりの感傷に浸る。そしてこの密室を出ればあたたかい春が約束された地に向かうのだ。豊穣を願って。


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