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性用占精術 秘密のセックス鑑定 『星座別鑑定データ』
【ハーレム 官能小説】

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レオの女 権力の章-3

 約束の時間に麗子のおそらく自宅であろうマンションにやってきた。田舎にしては高級で二つほどのロックを解除してもらい彼女の部屋にたどり着いた。

「どうぞ」

室内はこざっぱりとしており過度な装飾はない。ただテーブルやらソファーやらの家具は重厚感があり上質だ。そして昼間だと言うのに麗子はワインレッドのベルベット仕立てのガウンを着ている。胸元の隙間から覗くランジェリーの繊細なレースがこれから何が行われるのか容易に想像ができた。

「失礼します」

シックで上質な革のソファーに腰かけて彼女と向き合った。

「わかるでしょ?」
「ええ。まあ」
「講座ではよくもまあ私のこと好きかって言ってくれたわね」
「すみません」
「ふん。――悔しいけど当たってるわ。だけど不感症じゃなくてよ?」
「わかってます。寧ろ感度のいい方だと思いますよ」
「理論はわかったから実践してもらうわ。当てるだけじゃだめよ。問題を解決しなきゃね、先生」
「いいでしょう」
「ふうん。意外。緋月さんって断るかと思ったんだけど」

確かに以前の僕なら断った。ここ数ヶ月で自分自身が変わりつつある感覚がある。

「お望みどおりに女王様」

ふふんと鼻を鳴らし麗子はベッドルームにいざなった。どっしりとした重そうなブラウンのベッドに真っ白な寝具というシンプルさだ。

「意外?ヒョウ柄だとでも思ったかしら。私がゴージャスだから他はシックでいいのよ」

全く堂々と言い放つ麗子に納得して感心した。
ベッドにガウンのまま横たわる麗子が「きて」と手招きする。豪華な獣のようだ。獅子座の逸話を思い出す。人食い金獅子をヘラクレスが倒す物語だ。――ヘラクレスか……。

柄じゃないなと思いながらも彼女のガウンの帯をほどき胸元をさらけ出す。肌は張りがあり小麦色で若々しく輝いているようだ。真っ白いシルクのキャミソールのレースが肌をより瑞々しく引き立たせている。キャミソールの細い肩ひもを肩から滑らせると乳房があらわになった。張りのある硬めの乳房は横たわっててもたいして崩れず堂々とそびえている。大きめの乳輪と桃色の乳首と小麦色の肌のコントラストが美しい。彼女は中途半端なことを嫌うはずだと思い、キャミソールもお揃いのレースのショーツもはぎ取った。ショーツを外すと上品(じょうぼん)の相の陰毛が燃える炎のように情熱的な様子で待ち構えている。――いざ往かん。ネメアの渓谷へ。

仰向けで寝そべる麗子は長いウエーブの艶やかな髪をたてがみの様にベッドに広げ、均整の取れた肉体と筋肉でメリハリのある四肢は美しい肉食獣のようだ。僕はスーツのジャケットだけとりあえず脱いでドレッサーの椅子に掛けた。そして持ってきたバッグから白いシルクの手袋を取り出しはめた。

「プレゼントがあります」
「何かしら」

黒のレザーでできたロンググローブを差し出した。彼女は初めて華やかな笑顔を見せた。

「SM趣味はないのよ?レザーは好きだけど」
「ええ。あなたはレザーがよく似合う。プレイ的なものじゃないですよ。象徴的なものです。僕はこの手袋」
「象徴ねえ」
「きっと麗子さんを満足させられるのは同格の王様か、下僕。でも下僕はきっと趣味じゃないでしょうから残るは騎士。及ばずながら仕えさせていただきますよ」
「ふふ。いいわ。グィネヴィアとランスロットごっこかしら」
「まあ騎士道からは思いっきり外れてますからね」
黒い手袋を身に着けた麗子は不思議なものでより気品と風格が増した。
「とても似合います」

シルクの手袋をはめたまま彼女の身体を撫でまわす。頬から首筋、肩から二の腕をゆっくり滑らせるように触っていく。

「はあん」

張った両乳房を両脇からつかんで中央に寄せもみしだきながらサーモンピンクの突起に舌を這わせる。

「んん、ふううん」

舐めたり吸ったりすると乳首は硬く尖り鎧のような硬さになった。腹筋がついたウエストに手を這わせ、横腹を撫で上げると身体をくねらせ身悶える。

「うふっ。くすぐったいわ」
「してほしいことがあったら要求してください。命令でもいいですよ。ちゃんと従いますから」

彼女の両ひざを立てM字に開脚させ深い秘境を思わせる茂みを抜けネメアの谷へ突入する。茂みは深いが臆病さがない様でさっと手でかき上げるとその谷の全貌を露わにした。大きめのクリトリスがすでに起立して迎えている。じゃ香の淫靡なにおいとそびえる赤い塔に吸い寄せられるように僕は唇をつけた。じゅるるる、じゅるるるる……。

「あ、ああん、そ、そこ、き、もちいい……。もっとぐるぐる舐めまわして吸ってちょうだい」

言われるままに舌先をぐるぐる回し吸った。催眠術にかかったように彼女の命令は絶対的に思え、奉仕する喜びすら芽生えてくる。じゅじゅじゅるるるるっ、ずっじゅっじゅる。

「あっ、はっああ、あああん、ああん、はああっ、ああああああっ」

赤い花芽がビクンと震え、支えている太腿の筋肉が一瞬強張りぶるんと揺れた。

「早いですね」
「はあっ、はあっ、そうね。はっ、ふぅっ、興奮しすぎたから?でもこれで終わりじゃないんでしょう?」
「ええ、続けて良ければ」
「続けて頂戴」


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