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マザーコンプレックス・セブンティーン
【熟女/人妻 官能小説】

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お母さん!-1

  
 「ただいま〜、お母さん、あれ、いないの?おか……。」
 お母さんがソファーで寝ていました。起こさないようにカバンを置いてトイレに行きました。
 でもいつもとようすが違います。
「お母さん………あれ?お母さん!お母さん!起きて、お母さん!ちょっとまって……き、救急車、救急車、119番119番。」
 手が震えてスマホ落としました。
 「お母さんが、お母さんが、早く来てはやく〜……」

 病院ですぐに集中治療室です。
 時間が過ぎて行きます………心配です、悪い予感がするけど、大丈夫、絶対大丈夫と自分に言い聞かせます。
 ドアが開いて先生が近づいてきます。
 「息子さん?……お母さんね、残念だけど、だめだった、急性心不全だね。ゴメンね。気を強く持って、ね、見送って上げなさい。」
 「……、そんな……お母さ〜ん!お母さん、お母さんどうしょう、だめだよ、そんなの、お母さんお母さんお母さんお、か、あ、さ、ん………。」
 朋美さんが走って来てる。
 「カノミ!真純はどうしたの?なに?何があったの。」
 「お母さん、心不全だって、だめだったて、死んじゃった、どうしょう、死んじゃったよ。」
 「え、嘘でしょう、そんなはずは、あんなに元気だったのに……カノミ……しっかりしなさい、カノミ………そんな……お母さんに会いに行こう、ね、かわいそうに真純……ほんとに。」

 お母さんは苦しんだようすもなく、普通に眠ってるようでした、ホッペを触ると冷たくて、もうそれはお母さんでは無くて、お母さんの形をした人形に見えました。

 お母さんは全然別の所にいて、ここに居るのは、お母さんの抜け殻です。そう思うとあまり悲しくないです、でもお母さんとの楽しかっ思い出が次から次に浮かんで、泣くつもりは無いのに涙が止まりません。

 家族葬で火葬もすませました。
列席者は親戚もいないので病院関係の人と朋美さんだけです。
保険会社の人とは朋美さんに立ち会ってもらいました。
 今日から普通の日常です。朝ご飯を1人で食べます、お母さんが夜勤の時はいつも1人で食べてたから平気です。
 クラスのみんなはお母さんが亡くなった事は知りません、同情されるのも嫌だし、暗い雰囲気にもしたく無いです。
 
 家に帰って遺品整理です。お母さんの匂いが残ってる衣類に顔をうずめると気持ちが落ち着きますが涙もでます。お母さんが恋しいです、会いたいです。

 「カノミ、寂しいね、1人で大丈夫?慣れるまで朋美が泊まろうか?」
 「ありがと、大丈夫だけど……ちょっとだけ背中貸して……」
 「うん?いいよ……」
 お腹に手を回して朋美さんの背中で泣きました。
 「お母さん……お母さん……」
 「カノミ………つらいけど、ね、しっかり、真純が見てるよ。真純に恥ずかしく無いように生きてよ。」
 お母さんが大きな生命保険に入っていたので、大学卒業まで、1人暮らしでも大丈夫です。
 色々な手続きが有りましたが全部自分で出来ました。
 忙しく、しているうちに、気持ちも落ち着いて来ました。

 お母さんの衣類をダンボールに詰めて行きます、気持ちを落ち着けようとしますが涙が止まりません、いつまでもこんな事、ではダメだと分かってるけど、どうしょうも無いです。
 ピンクの袋の中から男のアソコの形したのが3本出て来ました。大きいのや細く長い、真珠がつながってたりしてます。
 ちょっと驚きました。お母さん、が使ってたと思うと複雑です、ぼくが生まれてから、男の人と付き合った事はなかったのかは、わかりませんが、自分で慰めていたのでしょう、ぼくがいなかったら、絶対お母さんならすぐに再婚できたと思います。
 


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