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ある夫婦の体験
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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ある夫婦の始まり-2

あきらは、さえと付き合い初めてまもなく、
セックスをする状況になった。
さえの事が本気で好きだったので、先にコンプレックスの事を伝えようと考えていた。
「実はさ。先に言っておきたいことがあるんだ」
さえは少し不安な顔をしながら
「どうしたの?」
あきらは、意を決して話始めた。
「実はさ。俺自分の棒に自信がないんだ」
「小さいし、はやいんだよね。さえは嫌だよね?」反応をうかがうのが怖かったので、すぐにつづけた。
「さえがもっとしたいと思えば、頑張るからさ」
と話終わると
「大丈夫だよ。ぎゅっと強く抱きしめてくれたほうが、私はうれしいよ」と、微笑んでくれた。
あきらは、さえの言葉は、建前だと疑う心と、
本心であってほしいとの思いが入り交じっていた。そう思って少し間が空いた時に、さえが深刻な表情をして話始めた。
「私も始めに言っておかないといけないことがあるの。」あきらも、表情がこわばってきた。
「人に話した事は、ないことなの。でもあきらさんとは、真剣にお付き合いしたいから、話す。私ね、二度妊娠したことがあるの。でも産めなかったの。」
「こんな私だけどいい?」
話おわるとさえは下を向いたままあきらを見ることができなかった。あきらも驚きすぎて言葉が見つからないのか、無言の時間が流れた。
しばらくしてあきらから話始めた。
「正直に驚いたよ。でも過去のことも含めて今のさえが好きだよ」その言葉は、あきらの気持ちに嘘はなかった。
「ありがとう。一杯楽しいことして付き合っていこうね」とさえが答え、二人は軽くキスをして、
手を繋いだまま眠りについた。
その後、少し喧嘩もありながらも二年がたち、
無事結婚することなった。


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