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マダムキラー雷千くん
【熟女/人妻 官能小説】

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童貞は恥ずかしい事なのか-1

「お~いライチ~待ってくれ~。」
 イガグリ頭のゴツいガタイの男がかすれた野太い声で駆け寄ってきた。
 同じクラスの浩司だ 剣道部だがもうインタ-ハイも終わって髪ものばし始めて硬派な体育会係からナンパな雰囲気に変わってきている。

 「おう どうした 今日は早いじゃん。」
 「ハァハァ……き·今日は放課後予定有るのか?」
 「別に無いけど、インタ-ハイも終わったし期末テストも終わって夏休みまでカウントダウンだからね。」
 俺は陸上競技で中距離のランナーだ 県のインタ-ハイも決勝まではいったが近畿大会には行けずに現役は終わってしまった。
 「なら 俺の家に寄ってくれないか。」
 「え~また練習台かよ。」
浩司の家はお母さんが美容室を経営していて5人ぐらいスタッフがいる、人形より人間の方が練習にはいいみたいで髪が伸びたころに呼ばれてカットをしてもらう。
 「しょうがねぇだろ理沙さんの指名なんだし他に頼めるような奴いないんだよ、な、頼むよ。」
 「いいけど ずっと前から理沙さんの事好きだろ?カワイイ人だから分かるけど 絶対彼氏いるだろう。高校生なんか相手に…」
 「そんな事は分かってるよ10歳も年上だし…でもいい感じの人なんよねぇ。」
 「そうそう、まあ少しでも可能性があればいいけど、まあ帰りに寄るよ。少し練習してから帰るから6時ぐらいになるけどいいね?」
 「グッドグッドちょうどいいよ 理沙さんにラインしとくよ サンキュー!」
 浩司はニコニコしながら下駄箱に靴を入れて自分の教室に向って行った。
 けなげだがあれでは童貞はなかなか卒業は無理だろう、そう言う自分も童貞なのだが。
 同級生で何人か童貞でなくなったのを自慢する奴もいるが嘘っぽくて全然羨ましくなかった。

 教室に入るとガヤガヤとにぎやかだ、もうすぐ夏休みで浮足立つてる感じだ。受験グループもまだリラックスしていて楽しそうた。
 「ライチ〜おはよう!」
 メイが声をかけるとクラスの女子が全員が同時に雷千の方向を見つめてる、目がハートになっている。
 他の男子が気の毒に思えてかえって落ち込んでしまう。
 「ちょっとライチ、女子の注目が凄いね、でもしょうが無いよね〜、髪はブラウンでサラサラだし肌はツルツルだし顔は女の子よりカワイイし 体は細マッチョだもんね〜モテ無い方が難しいけど、彼女もいないし女の子と付き合った事もないってのが…。優柔不断な性格がじゃましてるのかもね。でもどうして彼女とか出来ないのかなぁ、好きな人とかいないの? それともゲイだったりして! 男にもモテそうだし。」
 「バカヤロウ んなわけ無いだろう。ただ今まで部活に集中してたから。」
 

 


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