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検事 桐生美鈴
【母子相姦 官能小説】

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政商の企み-2

大原源蔵は広い会長室の中で苦虫を噛む様な顔ながらも猫撫で声を出し、

『先生、そんな訳は有りませんよ。』
『先生有っての自分だと思っております。』
『犯人は、先生の地元事務所の元職員とか。』『その職員と私は何の関係も有りません。』
『ええ、そうです。』 
『一緒に裁判を乗り越えましょう!』

と言うとスマホでの通話を終え、スマホを叩き付け様とするも黒川が止めさせる。大原は、

『糞!あのヘボ幹事長、勘だけは良い!』
『俺が襲撃させたと思ってやがる!』

と怒鳴る。黒川が、

『幹事長、唯一の取り柄ですから。』
『危機察知能力。』
『それで、時の権力者を誤らずに付いて行って幹事長になれました。』

と笑う。源蔵は面白く無さそうに、

『まぐれの風見鶏だろう!』
『奴の取り柄は、異常な性欲だけだ!』
『その性欲のせいで、高校生孕ませるから今度見たいな事になったんだ!』
『ロリコンの変態が!』
『あんな奴は殺した方が世の為だ。』

と言うとドカッと豪華な椅子に座り込む。

『それで、あのアバズレ検事の鉄砲玉見つかったか?』
『俺の裁判から早く追い出せ!』

と黒川を睨む。黒川は怯まず源蔵に微笑み掛け、

『桐生検事の周りには適任者がいません。』
『なので、幹事長に働いて貰うのはどうです?』
『今の幹事長なら桐生検事に殺意に近い感情を持っているでしょう。』

と提案する。源蔵は驚き、

『あのヘボ幹事長、鉄砲玉にするのか?』
『アバズレ検事を奴に殺らせるのか?』

と聞く。黒川は頷き、

『そうです。』
『検事が死ななくても交代するかも知れません。』
『上手く行けば、桐生検事と山海幹事長2人をお払い箱に出来ます。』

と言う。源蔵は頷き、

『そいつは良い!』
『だが、あの能無し幹事長に催眠術掛けれるのか?』
『今は、病院の特別室で厳重な警備だろう。』

と尋ねる。黒川は、

『会長に幹事長が好きな物を用意して貰い、少しの間だけ呼び出して頂けると良いのですが?』

と答える。源蔵は笑い、

『金か!』
『あのヘボ幹事長飛んで来るだろう!』
『手切れ金、くれてやるか。』

と微笑む。黒川は、

『少し睡眠薬を盛ると夢うつつになり良く催眠術が掛かるそうです。』
『幹事長と会う時に一杯飲んで頂いて、その中にでも。』

と提案すると源蔵は高笑いして、

『おおっ、良いじゃねえか!』
『良い酒、用意しとくか。』

と喜ぶ。源蔵は、

『アホタレ弁護士から、アバズレ検事が山海の秘書達を俺の裁判の証人に申請したと聞いて腹立ったが。』
『今の話しで少し気が晴れた。』
『良し!黒川、話進めろ!』

と指示する。黒川はお辞儀して会長室を出て行った。


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