投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

香澄の本性の最初へ 香澄の本性 250 香澄の本性 252 香澄の本性の最後へ

   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その6-9

高校生の不純異性交遊。
男女数人の乱交パーティー。
そして妊娠。



香澄と匠は会うことを禁じられた。
香澄も匠も、両親からも非難の目で見られ、
クラスメイトや近所の人々たちからも、好奇と奇異の目で見られるようになった。

香澄はそれを機に、故郷を捨てることを決心した。
と言うよりは、香澄の変化に何かと口を出す両親のもとから逃げたかったのだ。
そして、より多くの男たちとの出会いを求めて
わざわざ都会の女子大を受験した。
家を出てアパートを借りて、一人暮らしを始めれば、
高校時代のように男と身体を重ねる場所に困ることもなくなるだろう、
ラブホテルなどにお金を使わなくても済むだろう、
そんな考えもあったことは言うまでもない。

女子高生を妊娠させた男として、後ろ指を差され、
親からも見放された匠は、
香澄に対する申し訳なさといたたまれなさで故郷を捨てた。
同時に、香澄との連絡もたち、行方知れずになったのだった。



メールや携帯もない時代。
住むところの距離は、やがてそのまま、二人の距離となり、香澄の恋は終わったのだ。


それから香澄は望みどおりに数多くの男性と出会い、
ベッドを共にし、時にはサークル仲間の男女での乱交パーティーにも興じた。

香澄の、セックスに対する探究心は、匠たちと別れたことで、さらに火が付き、
より積極的に、そしてより開放的になっていったのだ。

かつての綾乃がそうであったように、そして史恵もそうしていたように、
香澄は相手の年齢や立場に関係なく、
アプローチを受けた男性とは相手を選ばずに、身体を重ね合った。
自分が気になった男性にも積極的に声をかけ、
時には半ば強引な方法で男を誘い、そのまま抱かれることもあった。

しかし、香澄と綾乃が決定的に違っていたのは、
香澄は身体を重ねる対価として、
ただの一度もお金をもらったことがないということだった。
香澄にとってセックスは、純粋に、自分の可能性追求の一つなのだ。
セックスのテクニックを磨き、より強壮な男と出会い、
より深く激しい絶頂を迎え、快感を得ること、
そのための出会いであり、そのための男であるのだ。

反対に言えば、香澄は、セックスのためならば、お金を使うことを厭わなかった。
抱かれたいと思った男性を口説くために化粧をし、
ブランド品を身につけることはあっても、
男から金品をもらうことは決してしなかったのだ。


そうした生活が続く中、香澄はやがてサークルの先輩であった、
今の夫である雅和と出会い、
セックスだけではない、感情が優先した交際を始めたのだった。


雅和は香澄が通っていた女子大がある県にある大学を卒業したばかりの、
年上の男性だった。
そして高校時代の匠以来、香澄が初めて心を奪われた男性だった。

今までの誰よりも落ち着きを感じ、一緒にいた時、安心感を感じられる男性だった。
香澄のどんなわがままも包み込んでくれる包容力があった。
付き合ってすぐに肉体関係を結び、香澄は自分よりも年上の雅和に、
自分よりも豊かな経験を求めた。

雅和に、香澄の希望に沿うだけの経験が実際にあったかどうかは不明だが、
雅和は持ち前の包容力でそれをカバーし、
香澄のどんな要求にも、余裕をもって応えた。

セックスに対して積極的だった香澄の様々な要求に応え、
欲求を満たすために努力する。
そんな雅和に香澄は惚れこみ、結婚を決意したのだった。

結婚後も、香澄の、レイプ願望を兼ねるため、夜中の公園で、
ベンチの上で行きずりの男たちに犯される香澄を陰から見守ることが何度かあった。
時には香澄の変態じみた要求にも、笑顔で応じてくれる雅和と、
香澄は満たされた新婚生活を過ごし、
やがて一人娘である真奈美を授かったのだ。


真奈美が不治の病に侵されれていることを知った以降の香澄の生活は激変し、
セックスそのものを忌み嫌うようになり、
当然、雅和との夫婦生活も、ギクシャクしたものとなった。

その後、真奈美を通じて、鈴木征爾を始めとする鈴木家の人々との付き合いが始まった。その親交を通して、香澄は本来の自分らしさを取り戻し、
雅和との夫婦生活はもちろん、
新たなセックスの対象者として、
征爾やその息子である敏明、
鈴木家の娘、紗理奈の婚約者である潤一たちとの関係を深めていくことができた。

さらには通りすがりのレイプ集団とのアナルセックスや二穴ファックを経験し、
香澄は、高校時代から自分が求め続けてきた、
セックスの探求生活を再び送ることができるようになったのだ。


   そうした香澄の性癖の原点ともいえるものを作り上げたのは、
   実は香澄の高校時代だったのだ。
   そして、山間の温泉旅館で偶然の再会を果たした史恵は、
   まさに、そんな香澄の原点に大きく関わる人物だったのだ。


香澄の本性の最初へ 香澄の本性 250 香澄の本性 252 香澄の本性の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前