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母カルト
【熟女/人妻 官能小説】

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とんだXmas-1

【とんだXmas】

今でも毎年クリスマスシーズンになると思い出します。

子供の頃両親が離婚してから僕は母親に引き取られました。

当時母親はまだ30代と若く、見た目も清潔感があったので

何度か恋人が出来たり別れたりを繰り返していました。

その中で一人だけ強く印象に残っている男性がいて

今は名前も覚えていませんけど「ワッキー」と呼ばれていた40歳くらいのサラリーマンです。

ワッキーは目立つ特徴があるわけでもなく、どこにでも居そうな大人しいおじさんでした。

どちらかと言えば優しかった記憶がある未婚男性のワッキーを母親は気に入り

頻繁に家に出入りさせては僕の見てる前でも気にせずイチャイチャしていました。

その時感じたのは主導権を完全に母親が掌握しているということでした。

僕は子供のためにいつも一生懸命働いていた母親が幸せそうに見えたので

とても満足し、二人の関係を応援していました。


そんなある日、ワッキーがついに一大決心をしたらしく

僕の目の前で母親にひざまずき高価そうな指輪を捧げてプロポーズの言葉を述べたのです。

母親は目に涙を溜めて頷き、これに気をよくしたワッキーは僕と母親を交互に見ながら

「今度のクリスマスに俺たち三人で旅行に行こう!」と

結婚式前のプレ新婚旅行のつもりだったのでしょう、家族旅行を提案しました。

僕も母親も同意してさっそく下準備に取り掛かりました。

シーズン間近ではあったものの高級なリゾートホテルだったため満室になっておらず

余裕で空室を確保できたみたいでした。

旅行に浮かれている僕ら親子を何か含みのある目つきで眺めていたワッキーの姿が

今でもぼんやりとですが思い浮かびます。


旅行当日はクリスマスイブだった事もあり

街中がイルミネーションで彩られていました。

ましてやリゾートホテルでのクリスマスイベントの盛り上がりは言うまでもありません。

ワッキーの荷物は何故かやたら大きかったのですけど、

その中から僕へのプレゼントだと言ってずっと欲しがっていたゲームを

取り出してくれたのでサンタさんの袋のつもりなのかなと思い

それ以上気に留めませんでした。

僕はワッキーにクリスマスプレゼントで欲しかったゲームを貰えた嬉しさと

ホテルのイベントの楽しさや食事の美味しさに感激し完全にはしゃぎ回っていました。

傍から見たら幸せな家族旅行に見えたかも知れません。


夜になり、高級ホテルの広い客室に入りました。

客室の中はマンションみたいな間取りで部屋がいくつもあり

新しく引っ越しでもした気分になった僕は

クリスマス仕様の子供の遊び小屋みたいな部屋に入り

中に用意されたオモチャで遊んだり、買ってもらったゲームをプレイしたりしました。

母親とワッキーはお互いを熱の篭った瞳で見つめ合い

子供部屋とは雰囲気の違う一室に手を繋いで入って行きました。


しばらく夢中になって遊んでいると

母親達の入った部屋から「あ、あー、あー」と女性の切ない声が聞こえてきましたが

当然なんの声なのか分かる歳でもなかったので気にしませんでした。

でもまたしばらく経って「ちょっと、よしてよー」という母親の制止を無視して

ワッキーが僕の名前を呼び、こっちへ来るように言いました。




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