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芳恵叔母―フルハウス
【近親相姦 官能小説】

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親孝行-1

 「ご、ごめんなさい・・・」
扉の向こうから、泣きそうな声が届く。まごう事なく牧子の声だ。
 母と娘、小声のやり取りが聞こえだし、間もなく牧子の手を引く芳恵が戻ってきた。牧子、は終始俯いて、面目なさそうに縮こまり、布団の上に腰を下ろしている。
 小声でしきりに、
「ご、ごめんなさい・・・。本当に申し訳なく・・・」
と謝り続けていた。僕と芳恵のセックスを覗き見ていたことへの謝罪だろうが、僕としては、親戚ではありながら芳恵と毎晩、カラダを合わせていることが申し訳ない。しかも、牧子の娘である芳恵とだ。
 さらにはさらには、芳恵の勧めで、今、僕は牧子ともセックスしようとしている。目の前の、牧子の熟れたカラダに耽溺したいと、獣じみた欲情に駆られている。
 芳恵が自分の母親とのセックスを即すように、僕のふとももに手を置き、揺すった。目を見れば、今よ、と促している。僕は衝動に駆られるまま、牧子の手をそっと握った。
 牧子がビクンと跳ね上がり、僕の顔をじっと見つめる。突然手を握って、何をするの?と言わんばかりに、咎める目付きを僕に差し向けていた。
 (あ、あれ?芳恵が牧子を言い含めたんじゃないの?)
僕の方こそ驚き、握った牧子の手を放そうとすると、芳恵がすかさず耳打ちをする。
「いいの。お母さんはセックスしたいの、アナタと」
それでも躊躇していると、芳恵が尚も小声で囁いた。
「いいの。これでも親孝行なの。お母さん、アナタを欲しいけど、昔気質なの・・・。アタシはわかるわ」
つまり、無理矢理にでも、ということなのか?
 突然に、僕に手を握られたのだ、牧子は身を引いて硬直していた。その、凍りついた牧子のカラダを温めて、溶かしてあげたい。いや、そうではないな。僕の望みはただひとつ、柔らかな牧子のカラダに、僕の硬くなった陰茎をねじ込んで、彼女とともに歓喜の只中を突き進みたい・・・。
 「ひゃあああっ、な、なにを・・・」
牧子は縮みあがり、息吸い込んだ悲鳴を上げた。僕がいきなりにして抱きついたのだ。両手で牧子の肉感的なカラダを引き寄せ、自分の胸を彼女の乳房に擦り付けるように。寝間着越しの牧子の肌は、僕に抱きつかれ、冷え切ったものではない。触れて熱いほどの、こもる熱を持ち合わせている。
 「ダメよ、アナタ・・・。アタシが知る限り、お母さん、オトコの人に抱かれるのは、久しぶりなのよ。だから、やさしく、よ。やさしく」
囁くのではなく、芳恵は牧子にも聞こえるほどの声で呟く。
「よ、芳恵・・・あ、あなたまで何を言うの・・・」
牧子はひどくうろたえ、悲痛な声音をして、僕の耳元で呟いた。
 「牧子ッ!」
牧子が欲しい、その思いが噴き出して、僕は声を荒げた。途端に僕の胸の中の牧子がビクンッと跳ねる。
 「だ、ダメですっ!あなた、血縁なんですよ!そ、それに、あなたは芳恵の恋人・・・。い、いえ、芳恵だって、親戚じゃないですかっ!」
「いいのよ、お母さん。もう我慢しなくてもいいの。彼、お母さんを抱いてくれるのよ?アタシはいいの。これで・・・」
芳恵は艶たっぷりの声を響かせ、だらんと下した牧子の手から、握り締めているキュウリをもぎ取る。
 「ああ、お母さんのぬくもり・・・」
芳恵はその握ったキュウリを自分の頬に擦り付けると、彼女の肌に光る筋が浮かび上がる。その筋の正体こそ、牧子の女性器から染み出し、キュウリの表面を濡らした淫水なのだ。


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