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芳恵叔母―フルハウス
【近親相姦 官能小説】

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歓喜する夫人-1

 縄を解かれてしばらくは、僕は手首をさすって、カラダを伸ばされたのだ、全身、縮んで伸びてを繰り返した。その間、夫人はベッドに身を横たえ、乙女のように目を閉じて、じっとしている。逃げることだって今ならできるが、僕を信じてそうしている夫人がかわいい、裏切る気は起きなかった。
 ベッドに上がり込み、夫人ににじり寄る。上から覗き込む夫人の顏がかわいい。高慢な態度を改めればいいのに、と僕は秘かに思った。
 彼女の横に身を横たえ、染めているのだろうが艶の良い髪を手で撫でつける。夫人がはっとして目を開け、すぐに嬉しそうに微笑した。
 僕は微笑みを返し、彼女の髪をなでながら、顔を近づける。汗をかき、化粧が落ち始めたものの、目を閉じている彼女はかわいい。眼力が強すぎるのだ、と気が付いた。
 彼女の頭を掻き抱き、唇を合わせようと顔を近づける。塗りたくった化粧の匂いが鼻につくが、唇が触れ合うとそれを忘れた。夫人は飢えているかのように僕の唇に吸い付いてくる。舌を最初に差し込んだのは夫人だ。それを、僕はたっぷりとした唾液を纏った舌でからめとり、しばらくは僕の唾液を彼女汲口に注ぎ込む。夫人はまたもや、唾液にも飢えている風に、それを受け止め、幾度も喉を鳴らしていた。
 白塗りの化粧のない首筋に舌を這わし、そっと降ろしてゆくと、夫人は激しく呼吸を荒げ、叫び続けた。
「あーっ、イイッ、貴方、いい子ね、ホントは・・・。あーっ、かわいいわ、貴方っ。私、あなたのファンになりそうッ」
鎖骨を舐め、手を上げさせて、脇まで舌を這わす。この道取りは芳恵が最も好きなコースだ。踏襲させてもらえば、
「あああっ、わ、脇の下までっ・・・。よ、よかった、処理しておいてっ」
と、またもや乙女なことを言う。夫人はやはりオンナなんだ、と改めて思った。
 そして彼女自慢の乳房に至る。手に収め、揉み、大きな乳輪を大口を開けて覆い、舌でなぞる。
「ああああっ、す、素敵ッ・・・な、なんで知ってるの?私、それに弱いのよっ。あああっ、でも嬉しいっ。私のオッパイ、美味しいでしょ?」
勿論夫人の乳房を舐めるのは初めてだ。知るはずもないが、丁寧に乳輪と肌の境辺りを舌でなぞればよほど感じるのだろう、老体とは思えないほど身をプルプルとさせ、悦んでいた。
 豊満な乳房を両手で掻き寄せ、右に左に乳首を交互に吸い立てる。もう陥没乳首とは呼べないほどにこじんまりとだが突き立った。その乳首を手のひらで転がしながら、乳房の谷間より舌をまっすぐに舐め下ろす。すると、そんな力が長身で痩せたオンナにあるとは思えないほどに、夫人は身を捩り、暴れはじめた。
「ああっ、好きッ、好きよっ、貴方ッ」
激しい乱れ様に、僕はこの夫人の性欲の強さと業の深さを思い知らされた。縦長のへそを丁寧に舐め、震えっぱなしの下腹より、いよいよ処理済みの膨らみ、つまり無毛の恥丘に頬ずりした。恥丘のつるりとした感触が気に入り、舌で確かめ、時には手で触れて撫で、最後にまた頬で感じてみる。僅かに彼女の性臭が湧き始めた縦の亀裂に、恥丘に頬を置きながら舌を伸ばし、なぞってみれば、閉じ合わせた彼女の足が開いていく。
 薄っすらと恥液を浮かばせた黒ずんだピンクの亀裂が現れた。
「あああっ、濡れるっ、濡れてしまうっ・・・。あああっ、こんな濡れる思い、久しぶりよっ」
彼女の細い指が僕の髪に差し込まれ、揉みくちゃにされる。その亀裂に僕は舌を伸ばし、薄っすら浮いた恥汁を舐め取って味わってみた。
 オンナの味はこうも違うのか?饐えたような匂いは相変わらずだが、芳恵よりも薄い味。しかしどこか酸っぱいような味がする。
「うううっ、嬉しいっ。貴方ッ、嬉しいわっ。そんなに丁寧にクンニしてくれるなんてっ」
夫人は感動で泣いてしまいそうなほど、泣き叫ぶ。僕の髪の毛を引っ張り、もっと、もっとと股間に押し付けられるのは敵わないのだが。
 クリトリスを吸ってあげると、夫人の足に緊張が走り、ふとももに筋目が浮かぶほど足に力がこもった。夫人の匂いがまたもや漂い、膣口から新たな恥汁が溢れくる。僕はそれさえ舐め取って、舌を挿し込み、中から揺さぶる。夫人のふとももが僕の顔を締め付けた。
 「瑠璃子夫人。一度、前に入れていい?」
そう言いながら、彼女の許諾も聞かずに、夫人の足の間で腰を据えた。
「んぐっ、んぐっ、いい、いいですっ。んぐっ」
感極まっているのか幾度も唾を呑み込みながら、夫人は激しく首を縦に振り、ようやっとそう答えた。
 夫人の痩せた腰を手で抱え、僕は夫人の膣口に亀頭を押し付け、そっと腰を進めた。潤滑剤スプレーは不要だった。彼女の膣口は、僕の陰茎を包み込むほどに、程よく濡れて温かかった。
 「あっ、あっ、ああっ・・・」
僕が緩やかに腰の抽送を始めると、口紅が落ちた唇を開け、絞り出すようなよがり声が聞こえ始める。
 だがそこで僕は気づいた。芳恵とするような、腰を打ち付け合うような激しいセックスよりも、夫人はゆっくりと昇りゆくようなセックスが好きなんじゃないか?
 射精はお尻で試したい。射精欲を満たすような激しいセックスは、今は必要ないと思った。ゆっくりと挿入し、ゆっくりと引き抜く。それだけで夫人は、激しく乱れた。
 「あーっ、逝きますっ、逝ッてしまいますっ」
夫人はとうとう鳴き声を上げ、身を硬直させた後、静かになった。


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