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検事 桐生美鈴
【母子相姦 官能小説】

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息子の宣言-1

予定していた裁判も無くなり、今は新たな証拠も無い事から思いがけず早く帰れる事になった。部下達にも帰れる時は早く帰ろうと言い、みんなの帰宅を見届けてから美鈴も帰宅の途につく。

美鈴はいつもの様に公用車の運転手に礼を言い明日の朝も同じ時間に迎えを頼む。車から出ると警護の刑事が2人、美鈴の近くに立ちマンションの入口まで付いて来る。

美鈴は断ったのだが、警護を担当する部所の責任者が山海幹事長の事件も有るからと言い、美鈴も受け入れたのだ。

検察局も警察も山海幹事長襲撃事件に口には出さない物の大原源蔵の黒い影が有るとの認識だ。美鈴は、マンションの入口に入り警官に挨拶して刑事達に礼を言うと中に入っていく。

エレベーターを降りて自宅に向かう、珍しく帰宅が猛より早い。地検近くの飲食店からテイクアウトの物を買って来たと猛にメッセージを送った。猛からすぐにもうすぐ帰ると返事が来る。

猛からのメッセージを見てドキドキする美鈴だった。仕事中は頭から家庭での事を閉め出し、業務に集中した。だが自宅に戻ると昨晩の事が鮮明に思い出される。

猛に前戯からイかされた事や猛の巨大な性器で強烈な快感を与えられた事を、そして美鈴が猛の性器に夢中になり貪る様に舐め廻した事、猛の精液を飲み干し、性器の中の精液まで吸い取った事を、恥ずかしい言葉を口にし、精液を顔で受けとめた事を思い出す。

美鈴は顔を赤くしながら、

【これからも親子としてやって行けるのかな?】
【猛はどう接して来るだろうか?】

と不安だった。自分の寝室で軽装の部屋着に着替えて台所に行くと冷蔵庫からビールを取り出し飲み始める。食事用テーブルで椅子に座り飲んでいると玄関から入ってくる音がする。

【猛だわ、どうしよう。】

と胸の鼓動が早くなり、顔が火照ってくる。猛が歩いて来て、

『ただいま。』   

と挨拶をして自分の部屋に向かう。美鈴は慌てて、

『お帰り!』

と返す。美鈴は、

【良かった!】
【前見たいに、普通だわ。】

とホッとする。猛が少し間が有って、またやって来る。制服から部屋着に着替えた様だ。

『テイクアウトって何?』

と聞いて来る。美鈴は、

『中華よ、好きでしょ。』

と答えて、食事用テーブルの上の包みから出していく。猛は笑顔になり、

『早く、食べようよ!』

と言って来た。美鈴は頷き、

『じゃあ、温めるわ。』

と電子レンジ対応の容器を入れようとするのを猛が、

『僕がやるよ、母さん座ってて。』

と言い、中華の容器を電子レンジに入れて行く。スープも鍋に移してIH電気コンロに掛ける。電子レンジの音がすると容器を取り出し、別の陶器の皿に移して美鈴の前に置く。

猛は次の中華の容器を電子レンジに入れながら、電気コンロの前に立ち鍋をかき混ぜている。美鈴はその様子を見ながら、小さい頃から食事時になると手伝ってくれる優しい子だったと思った。今も変わらない。

美鈴は仕事人間で家事、特に料理が上手くない。それを小学生の猛に謝ると、

『母さんは、大事なお仕事してるんだ。』
『僕は、食べ物は何でも平気だよ。』

と言われた事が有り、嬉しかった記憶が有る。祖父母から美鈴の仕事の事を聞いたらしい。

そんな事を思っていると美鈴の前に猛が座り、温かい中華料理とスープが出来上がっていた。2人で手を合わせ、

『頂きます。』

と言い、食べ始める。猛が、ニュースで美鈴が出ていた事を話す。

『琢磨は、母さんのファンだからな。』
『母さんがテレビに出ると必ず教えて来るんだ。』
『母さんの事、美人でスタイルが良いって。』 
『いつも、言って来るよ。』

と笑いながら話す。美鈴も笑顔で返し、メディアに山海幹事長襲撃事件の事へのコメントを求められ、当たり障り無く早い回復を望んでいます的な短い物だったが早い時間からテレビで流れた様だ。

猛が前みたいに普通で、いつもの様に優しい。美鈴は安堵すると共に嬉しくなった。こんな風に2人で座り食べる事に滅多に無い。

美鈴が管理職に近い立場になると益々プライベートな時間は削られ、猛との時間も無くなった。

食事が終り、後片付けを2人でしていく。猛が、

『母さん、お風呂入ったら。』
『僕もその後に入る。』 

と言う。美鈴が、

『うん、そうしようかな。』

と言うと猛は美鈴を見つめて、

『今日の夜は、時間がたっぷり有る。』
『母さんを沢山抱くつもりだ。』

と言う。美鈴は固まり、言葉が出て来ない。猛は続けて、

『今晩は、僕の部屋でしよう。』
『母さんの部屋だと終わった後、すぐ母さん寝れないでしょ。』
『お風呂終わったら、僕の部屋で待ってて。』
『ほら、早くお風呂へ行って!』

と促す。


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