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芳恵叔母ー暴かれゆく性癖
【近親相姦 官能小説】

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鴨居老人の魔手-1

 早々にトイレに籠り、書庫に戻ってきた芳恵が開口一番に囁いた。
「もう悪戯はダメよ?・・・下着の替えがもうないんだからね」
芳恵はそう僕に釘を刺したつもりだろうが、雇い主の目を盗んでのセックスには、この書庫、丁度いいかと妄想していた。
 その芳恵のスーツを良く見れば、彼女のポケットから布が飛び出している。僕はそれがなんであるのかすぐに気づいた。レースの縁取りがあってもハンカチではない、彼女が取り替えたという、運転中に僕が作ったシミの付いたパンティーだった。
 客対応もするという彼女のポケットからパンティーが覗いていては不都合だろう。僕はそっと彼女のポケットからそれを引く抜く。まだ彼女のぬくもりが残っていた。
 書庫で汗をかいていると、芳恵が少し暗い顔をして戻ってきた。
「客がクレーマーだったのか?」
そう尋ねると、違う、という。
「瑠璃子夫人が午後、出かけるらしいのよ・・・」
そうこぼしてため息を吐く。
「瑠璃子夫人が居ないと、仕事が進まないというの?」
そう尋ねると、彼女は、
「ある意味は、そうだわ・・・はぁ」
と深いため息を吐く。
 言い辛そうに眉間にしわを寄せ、ため息を繰り返すので、強いて聞いてみる気になった。
 「なんだよ?話してみてよ?」
少し強い語調でそう促すと、彼女はしぶしぶ口を開いた。
 「あのお爺ちゃん、現役ではないんだけどね、エロ爺さんなの」
僕には好々爺にしか見えない、あの鴨居老人がエロ爺とは驚きだ。詳しく芳恵が話し出した。
 「ある意味、アナタとおんなじだわ。場所を選ばない、という意味ではさ・・・」
瑠璃子夫人がいる間は、鴨居老人は老紳士然としている。だが、いったん老妻が姿を消すと、鴨居老人は本性を現すらしい。
 「もうお爺ちゃんだしね、勃起は無理なんだけど、それでも現役ぶるのよね」
「何か言われるの?」
「いわれるくらいなら我慢できるよ。・・・舐めさせてくれ、って懇願されるの。はぁ・・・」
「舐める?」
「そうよ。ここ、舐めさせて、って頼まれる・・・」
彼女は自分のスカートの真ん中あたりを指差した。
相当にイヤラシイオンナであるはずの芳恵でも、クンニリングスを強要されるのは嫌なのだそうだ。もちろん、僕も彼女の女性器を、あの枯れた老人に好きにさせるのはいただけない。
「断ればいいでしょ?そんな厄介なこと」
「断ってもいいんだけどさ・・・。お小遣いをくれるのよ。・・・結構な額なのよね。はぁ・・・」
生活費、というわけか。
 「い、今まではどうしてたのさ?」
僕は少なからずうろたえて、芳恵に詰め寄る。
「お金のためじゃないけど、仕方ないもん、舐めさせたよ?・・・でも、今は嫌・・・」
困り果てたように芳恵はじっと僕を見つめる。
 「い、今は?今は嫌、って・・・」
「もう、鈍感ね。・・・いいわ、言っちゃう。今はさ、恋人のアナタがいるじゃない?・・・それともいいの?アナタが許してくれるなら、我慢するよ?」
意表を突くことを言われ、僕はさらにうろたえた。


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