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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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   夜の狂宴の前に 香澄の性春 その2-1

「あ、あ、いい。ねえ、ねえ。もっと、もっと、突き上げて。」
香澄の存在など全く意識していないような、
メスそのものになりきった史恵の声が部屋中に響く。

髪を振り乱し、汗をまき散らしながら喘ぐ史恵を見て、香澄は思った。
(夢中になるって、まさにああいうのを言うんだろうな。)

豊は史恵の乳房に手を伸ばし、
ぐちゃぐちゃに握りつぶすように揉みながら、
必死に腰を動かしていた。

「まだよ。まだいっちゃだめだからね。」
時折、豊を見下ろしながら史恵が励ますように、叱るように言う。
「あ、ああ、でも、ボク……。」
豊は史恵に申し訳なさそうな声で自分の限界が近いことを訴えている。
「もう少し、もう少しだから。あ、あ、いい、いいわ。ね、ね。」
「ダメだよ、そんなに動いたら……。」
「あ、ああ、だって、だって、気持ちいいのよ。あ、もうすぐ、もうすぐよ。」
史恵は激しく顔を振りながら、豊にさらなる動きを要求している。

そんな史恵の、凄まじいまでの女そのものの姿を初めて目の当たりにして、
香澄はいずれ自分もああなるのだろうかという不安と、
密かな期待のようなものも感じていた。

豊の胸に自分の胸を押し付けるように身体を倒した史恵が、
尻を持ち上げては豊の股間に腰を叩きつける。
そのたびにビタンビタンという、
今までには聞いたことのない卑猥な音が狭い部屋の中に響いた。
「ねえ、もうすぐよ。もうすぐだから。
 思いっきり突き上げて。
 下から、思いっ切り。わたしの股間にぶつけるように。
 ああ、そうよ。いい、いいわ。」
史恵はそう言いながら上体を起こすと、後ろへと目一杯のけ反った。
そして腰を突き出し、グリグリと自分の股間をペニスに擦りつけるように動かすのだ。

豊は史恵の腰を両側からがっしりと掴み、
自分の方へ引き付けるようにしながら同じように腰をくねらせている。
史恵の手は乳房を握りつぶすのではないかと思うほど強く揉んでいる。

香澄からも、豊のペニスをズッポリ呑み込んだ史恵のオマ〇コが丸見えだった。
史恵の股間はもちろん豊の股間も、史恵の愛液でぐっしょり濡れている。
気が狂ったように腰をくねらせながら喘ぎ続ける史恵の動きに、
歯を食いしばって必死に耐えながら腰を突き上げている豊の姿を見て香澄は、
ほんの少しだけの滑稽さを感じつつ、突然の睡魔に襲われ、目を閉じた。


どのくらいの時間がたったのだろう。
香澄の耳に、恥じらいなど全く感じられない史恵の喘ぎ声、
そしてさっきまでのパンパンという激しい音に代わって、
ヌチャヌチャという卑猥な音が聞こえてきた。

(わたし、寝ちゃったのかしら。)
香澄は太腿に何かが触れる感覚で思わず目を開いた。
自分の股間の一番敏感な部分に、なにやら柔らかいものが触れ、
微かにピチャピチャと言う音も聞こえる。
(やだ、匠君ったら。さっきの豊君の真似をして、わたしのを舐めてるんだわ。)

仰向けになったまま顎を引いて目線を落とすと、
自分の股間に押し付けられたまま、小さく動いている後頭部が見えた。
香澄がぼやけた意識のまま、その頭をそっと押さえつけると、
クリトリスへの刺激がさっきよりも強くなった。
クリトリスに押し付けられているのはおそらく鼻だろう。
割れ目をえぐるように舌が動き回り、
時折ジュルジュルと香澄の愛液を吸う音も聞こえる。

香澄の意識はまだぼやけたままで、
少し離れたところで史恵がさっきよりも一段と激しく、
飛び跳ねるように動いているのがぼんやりと見えた。
(史恵と豊君、まだ続けているんだわ。
 史恵はまだ満足しないのかしら。
 わたしがさっき感じたものよりも、史恵はもっと気持ちよくなっているんだわ。)


匠のペニスが初めて入って来た時の痛みを耐え抜いた香澄は、
初めての体験にもかかわらず、次第に快感らしきものを感じていた。
匠のペニスが股間に打ち付けられる度に生じる痛みの向こう側に微かに訪れた快感を、
香澄は逃がすまいとして、いつの間にか自分から腰を動かしていのだ。

匠の腰が股間に打ち付けられる度に聞こえてきたヌチャッ、ヌチャッという音は、
香澄の身体が喜びを感じ始め、愛液を溢れ出させた証拠だったのだろう。、

今、その名残りをピチャピチャと音を立てながら舐められていると思っただけで、
史恵は恥ずかしくて仕方がなかった。
(匠君、舐めてるんだわ、わたしの愛液を……。
 いやじゃないのかなあ。臭かったりしないのかしら。)

そう思うと香澄はいろいろなことが気になり始めた。
(匠君、どう思ったんだろう。わたしの身体……。
 匠君は気持ちよかったのかなあ。)

口全体がクリトリスに押し付けられ、クリトリスそのものを吸い込んでいく。
ジュルジュルという音とともに、今までで最大の刺激が香澄を襲った。

香澄はその瞬間こそ、腰を引き、その刺激から逃げるようにしたが、
そのすぐ後には、腰を浮かせ、股間にある頭をさらに強く押さえつけた。
ジュルジュル、ジュバジュバという音が聞こえるたび、
香澄の腰は自然と大きくうねり始めていた。

香澄は思い切って脚を広げ、股間の頭に足を絡ませた。
すると、刺激はより強い快感へと変わっていった。
自ら脚を絡めて、股間を舐めている頭を押し付けるなど、
初めてセックスをしたばかりの女が思いつくようなことではないのかもしれない。
でも香澄は自然と、自分の恥ずかしい部分へ、
もっともっと恥ずかしい刺激を与えられたいと思うようになっていた。
自分の、敏感で恥ずかしい部分をもっと弄って欲しい思いになっていたのだ。

(ああ、あんなところを男の人に口で舐められるなんて……。)
思えば思うほど、愛液が溢れ出てくるのが香澄にもよくわかった。


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