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揺れママ
【熟女/人妻 官能小説】

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揺れる身体-7

やたら長い一日だった。

家に着くと姫香と翔也は電池が切れたように子供部屋に転がった。

「あらあら」

二人をベッドに移し毛布をかけると私も強烈な疲労感に襲われた。
でも体はもう一度洗っておかなきゃ。

やっぱり自宅の浴室の方が落ち着く。
脱衣所でショーツを下げると案の定精液の残滓が乾きもせずこびり付いていた。
手で探ってみると膣の入り口にも少しだけ付いている。

(・・クスッ)
なぜかちょっとだけ可愛い気がした。
残念だけどこの中には入れてあげられないの。
指に絡みついた他人の子種をしばらく眺めていると
胸の奥から母性が湧き出て切なくなってきたので
急いで浴室に入り体の隅々まで丹念に洗い流すのだった。

その日の深夜ベッドの中で一人物思いに耽った。

(そういえば今日誘えなかったなぁ)
隣りで寝ている夫をちらりと見つめ
その真面目そうな寝顔を眺めたら自然と安心の笑みがこぼれる。

(さっきの・・昼間のは事故よ!)
今日私は結婚してから初めて夫以外の男性とセックスをした。
それも突発的に起こった不安定な姿勢での愛のない欲望発散のためのセックス。

静かに目を閉じると浮かんでくるのは陸くんパパの・・田代俊己さんの長大なペニス。
そして生まれて初めて経験したオーガズム。
そう、あまり考えないようにしていたが先程の交わりは圧倒的に気持ちよかった。
正直大きければ良いというものではない。苦しいだけの場合もある。
だけど・・

一番考えないようにしていたのは身体の相性の良さだ。
おそらく男女の、雌雄の番いとしての相性の良さが際立っていたのだろう。
好みじゃないどころか苦手なタイプである俊己さんは悔しい程に
夜のパートナーとしては適しているのだ。
そして恐らく俊己さんもそれを感じたはずだった。

(なに馬鹿なこと考えてるのよ!あんなの交通事故みたいなもんだわ。)
布団を頭まで被り思い切り目を瞑っても陸くんパパのよく鍛えられた肉体と
私を見つめるシャープな切れ長の瞳が浮かび胸の内側から熱い何かが拡がっていく。

あんな体勢であれだけ気持ち良かったんだから
ちゃんとベッドで見つめ合いながら結合したらどうなるんだろう?
あんなこってりした精液を子宮に流し込まれたらどうなってしまうの?

余計なことばかり考えてる内に深い眠りに沈んでいく直美だった。
結婚式の時の夢を見た。
夢の中の新郎は案の定、夫ではなく俊己だった。
俊己に愛と誓いの言葉を囁かれた直美は顔を赤らめながら首を縦に振るのだった。



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