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野田の隠れ家 Season5
【熟女/人妻 官能小説】

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待ちあわせ-1

日曜日、野田は、お昼の2時に、待ち合わせのコンビニに向かった。
コンビニの駐車場に車を停車すると、1人の中年女性が立っていて、近寄って来た。

『野田さんですか?』
『はい。祥子さん? 初めまして。』

祥子が野田の助手席に乗り込む。
その時、祥子のブラウスから、ブラジャーが透けているのが見えた。

見た目も、それほど老け込んでいない。
体型も、標準体型で太っても痩せてもいない。

年齢は51歳と言っていたが、けっこう若く見える。
けっこう胸の膨らみが大きい。

その胸の膨らみを包み込むブラジャーが透けて見える。
野田は、ちょっと興奮した。

車は国道沿いのカフェに向かう。
2人はカフェに入って話をする。

『更科さんが急に若々しくなったので、いろいろ話を聞いたら、野田さんとお付き合いをしてると聞いて、それで紹介して欲しいと頼みました。』
と、祥子が言う。

『お付き合いというほど、仰々しいものではないですが、お互い一人暮らしなので、寂しいときなんか、一緒にご飯を食べたり、出掛けたり、そういうお付き合いをしてました。』

『私も、更科さんと同じで、一人暮らしで、気楽なんですが、やはり寂しいと感じる時もあって、それで、話を聞いて、羨ましいなと思い、失礼を承知で連絡しました。』

祥子は目の前の野田を、眺める。
悪い感じの人ではなさそうである。

『祥子さんは、お一人になられて、お付き合いした人はいないんですか?』
と、野田が聞く。

『はい、まったく男性に縁がなくて、、38歳で離婚して、ずっと独り身です。』
と、祥子が答える。

そして続けて、
『あっ、敬語じゃなくていいので、、祥子と呼び捨てで構いませんよ。』
と言う。

『由紀にも言ったんですが、僕は身体の関係になったら女性を呼び捨てで呼ぶことにしてます。』
と、野田が言う。

『身体の関係になるまでは、やはり親しき仲にも礼儀あり、でいきたいので。』
と続ける。


その野田が言う。
『祥子さんは、どういうお付き合いが希望ですか? こうやって会って話をしたり、たまに出掛けたりする関係がいいですか? それとも、セックスもしたいですか?』

祥子はちょっと答えに窮する。

祥子は、38歳で離婚している。
子どもは、もう成人して独立しているので、気ままな一人暮らしである。

離婚して以降、男性と経験をしたことはない。
40代前半ぐらいまでは、性欲もあったのだが、徐々に、そういう気持ちはなくなっていった。

しかし、由紀の話を聞いて、このまま女性として終わってしまうのが、勿体ないような気になった。

由紀に言われる通り、先週、ブラジャーとパンティを買ってきた。

いわゆるブラトップのような、布面積の大きな、色気のかけらもないような下着を着けていたのだが、10年以上ぶりに、ブラジャーとパンティを着けてみた。

ちょっとスースーする感じで、落ち着かない。
それでも、家で、ブラジャーとパンティだけの格好で鏡を見てみると、ちょっと悶々としてきたのも事実である。

<今日、会っていきなりセックスをするのは、はしたない女だと思われないだろうか?>
祥子は、考えあぐねていた。

でも、しっかり白いブラジャーとパンティを着け、少しでも若く見えるように、スカートをはいて来た。
腕や足、そして脇の下などの、むだ毛の処理もきちんとしてきた。

誘われたら、セックスに応じる覚悟はあった。

答えに窮する祥子に、
『僕は、祥子さんみたいな綺麗な人との、セックス無しのお付き合いは考えられないです。』
と、野田が言う。

綺麗だと言われ、祥子は嬉しくなった。

『良かったら、これからホテルに行きませんか?』
野田は、直球で聞いた。

『もちろん、無理にとは言いませんが、若い男女の恋愛ではないので。』
『はい。』

『何回目のデートでキスをして、、とか、そういうのは面倒なんです。』
と、野田が言う。

祥子は、黙って聞いている。

『どうせ、身体の関係になるなら、気持ちが高ぶっている時に、早くそういう関係になった方がいいかな、と思って。』

そう言われて、祥子は気持ちが固まった。

祥子は下を向いたまま、
『お任せします。』
と、答えた。




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