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野田の隠れ家 Season5
【熟女/人妻 官能小説】

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祥子の心構え-1

正直、祥子はセックスをしたいという気持ちもあった。

祥子は38歳で離婚をして、それからずっと貞操を守っている。
守っているというより、単に臆病な性格もあって、男性と付き合うのをためらっていた。

40歳を前にして、何人かの男性と付き合う寸前まではいった。
しかし、なかなか踏ん切りがつかず、気が付いたら50歳を越えていた。

下着も気をつかわなくなり、むだ毛の処理も、いい加減になっている。
要は、女を捨てた、と言われても仕方のない生活になってしまっていた。

しかし、同僚の更科由紀が、見違えるように若々しくなっていくのを目の当たりにして、心が動いた。

由紀のアドバイス通り、まずは下着を買いに行った。

若い頃に着けていたような、白いブラジャーとパンティを買った。
自宅で風呂上がりに、買ってきたブラジャーとパンティを身に着けてみる。

中学2年で、初めてブラジャーを着けた時を思い出した。
なんか、妙に大人になった気分で、ブラジャーのカップの中で、乳首が勃起したのを覚えている。

今回、久しぶりに若い女性がするようなブラジャーを身に着けると、やはり乳首が固くなってきた。

ブラジャーとパンティだけの格好で、鏡の前に立ってみる。
健康のために、フィットネスクラブに週に2回通っているせいで、無駄な肉はあまり付いていない。

スタイル維持というよりは、健康のために通いっているだけなのだが、それでも、たるんだ身体ではない。
我ながら、50過ぎにしては、それほどスタイルは悪くないと思う。

ベッドに横になり、
<このブラジャーを外しておっぱいを揉まれたい>
と、妄想をする。

そして、
<パンティも脱がされて、いやらしいことをされたい>
と思う。

そう妄想しているだけで、濡れてきた。

祥子は、次の日、また下着を買いに行った。

今度は、薄いピンクと、薄い黄色のブラジャーとパンティのセットを買った。
まだ、当日、どの下着を着ていくかは、決めていない。

翌日、祥子はブラジャーとパンティを身につけて、仕事に行った。
なんだか、気分が軽やかになり、ウキウキした感じになる。

そして、野田と会う4日前、服装で悩んでしまう。

祥子は、由紀にラインをして、まずは下着の相談をする。
手元にある、白、ピンク、黄色の画像を送り、どれがいいか聞いてみる。

『う〜ん、白かピンクがいいと思う。』
と、由紀から返信が来る。

その後も、ワンピースやスカートの画像を送り、由紀のアドバイスをもらう。

結局、明日の服装は白いブラウスに、焦げ茶色のロングスカートで決まった。
すると、必然的に、下着は白になってくる。

『キャミとか着ない方がいいよ。ブラウスの下は、ブラジャーだけにした方がいいと思う。』
と、由紀が言う。

『でも、それだとブラが透けちゃうよね。』
と、祥子が心配する。

『ストールとかを巻いていけばいいと思う。それで、下着が透けるのは、野田さんの前だけにするの。』
『分かった。ありがとう。』

続けて、祥子が聞く。
『野田さんと初エッチの時は、どっちが誘ったの?』

『何回かデートしても、なかなか誘ってくれなかったから、私がアパートに呼んで、それで、、』
『凄い! 更科さん、積極的なんですね。』

『もうね、恥じらうような年齢でもないしね(笑)』
『なるほど。』

そして更に、
『突っ込んだこと聞いちゃうけど、彼とエッチして、何か変わった?』
と、聞いた。

由紀は、
『うん、生活にハリが出たというか、会うのが楽しみになって、仕事も頑張れたような気がする。』
と、答えた。

続けて、
『私は、もういい歳なんだから、変なプライドとか恥じらいは捨てて、欲望のままに彼に向き合ったよ。』
と、メッセージを送った。

<欲望のままか、、、>
と、祥子は考えた。



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