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芳恵叔母―オンナたちの家
【近親相姦 官能小説】

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トシヤとは誰?-1

 彼女を起こさぬように気遣いながら、指を陰毛生えそろう柔らかな彼女の恥丘にそっと置く。陰毛を必要以上に引っ張らないよう気を付けながら、地肌を覗く。
 (これ・・・痣じゃない・・・。も、文字だ。カタカナ?)
その群青色の痣のようなものは、カタカナの“ト”に見えた。
 (な、なんだ、これ?)
“ト”に見えるその文字のようなものは、恥丘のちょうど真ん中にある。“ト”の下にも群青色の文字が見えた気がし、その下の陰毛を指で押さえる。
 心臓が早鐘のように鳴っていた。芳恵の秘密というよりも、見てはいけないものを見ようとしている予感が強い。それを見てしまえば、何かが変わる、そんな気がする。指先が震えた。
 次に現れたのは、やはり文字。“シ”。トシ?トシ・・・。背中に冷たいものを浴びせられた気がした。
 “シ”の下、彼女の亀裂の始まりより少し上にも群青色の文字がある。“トシヤ”と、そう読めた。
 トシヤ、とは、オトコの名前に違いない。もちろん僕の名前ではない。鬱蒼とした恥毛に隠されたオトコの名前。群青色をしているのは、刺青だろう。オトコの名を、消すことなどできないと聞いている刺青で、芳恵の大事な個所に刻まれているのだ。
 (トシヤ、って誰?誰だよ?)
初体験を芳恵のカラダで味わい、その後数えるほどの回数、セックスをした。子種を植え付けるべく、彼女の中に数度放ち、我が物にレイプまがいに彼女を襲った。僕は彼女を支配していたつもりだった。そのおこがましさに、今気づく。
 我が物に芳恵を犯したところで、所詮、彼女の秘所に刻まれた、オトコの名前、トシヤにはなんだか敵わないような気がした。僕が所有し犯す芳恵の肉体には、トシヤという名が刻まれているのだ。これではトシヤというオトコの所有物、芳恵の肉体を借りているだけ、そんな気がしたのだ。
 ぶつけようのない怒りがこみ上げた。芳恵が僕のものだ、ということ自体、僕の妄想でしかないはずなのに、芳恵に裏切られた気がした。しなび始めた僕の陰茎を手でしごき始める。
(芳恵!芳恵!芳恵は僕のものなんだ、トシヤのものじゃない、僕のもの!)
芳恵の乾いていない恥液を、彼女の赤々とした亀裂から掬い取り、陰茎に塗してしごく。再び屹立を果たした僕は、小さな布地のTバックを彼女のカラダの下から引き抜き、小柄な彼女に覆い被さった。


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