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芳恵叔母―オンナたちの家
【近親相姦 官能小説】

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奇妙な離れ部屋-1

 僕のために用意された寝室は、芳恵の家の一番奥まったところにあった。奇妙な部屋で、二面が大きな窓で庭に面しているのはいいが、一面が5センチほどの角材を、格子状に組んだ壁になっている。
 天井が高く、他のどの部屋も和式の天井であるのに対し、この部屋の天井ときたら、一部コンクリートが剥き出しになっていた。
 床は畳敷きになっており、真ん中にポツンと布団が一組用意されている。部屋の隅には使われていない様子の机が一組置いてあり、その机は二面、本棚に囲まれていた。
 ここはもしや、牧子の夫の部屋ではないか?そう思いつき、試しに本棚に近づいてみる。だが、本を一冊取ろうとしても、叶わなかった。本棚は全面擦りガラスで覆われており、背表紙が見えないうえに、そのガラス扉の開け方がわからない。並べられた本の内容は一冊そして、知ることはできなかった。
 何か秘密めいた部屋だと思った。試しに、入り口の脇にある木目調の引き戸を開けてみようとしたが、やはりカギがかかっているらしく、開けて見ることはできなかった。その引き戸のカギの位置さえわからない。
 仕方なしに布団の中に入ってみると、繰り返された緊張と、芳恵との荒淫と、で、さすがに疲れを覚えた。
 だが、遥香を寝かしつけた芳恵が、牧子の目を盗み、そっとこの部屋に現れるかもしれない。起きていようと思う反面、うたた寝ぐらいは許されるか、と目を閉じたのがいけなかった。僕はそのまま眠りに落ちた。
 折り重なる丸みを帯びた白い肌。それが僕のカラダにそこかしこで触れあって、全身がその場に埋まっていくような感覚。焦りはないし、不安でも感じない。ただただそうやって白い肌に囲まれて沈んでゆく感覚が心地よく、
「ああ、ああ・・・」
と。何度も呻く自分がいる。
 いつの間にか僕は、柔らかなスポンジのようなものに寝かされていた。大の字になり、なにかを待っている。腕も重いし、足も動かず。先程の白い肌に包まれ、心地よさだけを貪っていた感覚とは程遠く、空虚で寒々としている。
 今度はだんだんと、こうして大の字になったまま動けないでいることに不安を覚えた。手も足も、そして身体全体が動かない、言うことを利かない。
 その不安を裏打ちするように、気が付けば僕の周りに人影が立っている。立ち、見下ろすその人影は、オトコなのかオンナなのか、性別は判然としない。頭の先から足の先まで黒い影で、唯一、その人物の両手だけが鮮やかな青。闇に浮かぶような鮮やかな青が、僕のカラダに迫ってきた。
その手は、どうやら手袋をしているらしい。医療用でスキン質のゴム手袋らしい。感触が僕のカラダを撫でまわす。
ゴムの感触が、僕の胸板に置かれた。温かくも、冷たくもないその感触が、僕の乳首に触れた瞬間、全身に電気が走ったような感覚に包まれた。そしてその瞬間、僕が待っていたのはこの刺激、この謎の黒い影なんだ、と納得していた。
ゴム手袋がゆっくりと全身舐め回すように触れていく。僅かに痺れを残した乳首辺りを離れ、鎖骨を通り、上へ上へと撫で上がる。喉を通り、顎の下から顎へと辿る指の感触。下唇に触れた時、僕は期待を込めて口を開け、そのゴムに包まれた指を、舌とともに口中に導いた。
犯される、という感覚はまさにこのことなのかもしれない。僕が自ら招き入れた指は、ゴムの引っかかるような感触を与えながら、舌をはじめ、歯茎や上顎、そして喉の奥に、滑るように蹂躙してゆく。叫ぶこともできないまま、僕は何度も息を詰まらせ、その黒い影の異様な行為を受け入れている・・・。



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