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芳恵叔母―鮮やかな秘め肉
【近親相姦 官能小説】

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キワドイ話で始まった-2

 「じゃあさ、聞くけど、毎日オナニーしちゃうオンナの子、ってどう思う?」
叔母の目は全開に開き、興味津々で尋ねてきた。まさか、オンナのヒトの口からオナニーという言葉が出るとは思わなかった僕は、一瞬たじろいで言葉を失う。
「お、叔母さんは、するの?」
そう聞き返した僕も僕だ。永年、母親の妹のような存在の芳恵叔母に、自慰について聞くなんて・・・。
 「んー、毎日じゃないけどね、するよ。・・・わかってよ、オンナの子だって性欲があるもの」
あっけらかんとした物言いだったが、さすがに羞恥心はあるようで、叔母の目は泳いでいたし、頬も薄っすら紅を刺したようだった。
 「それよりさ、今日は恋人ごっこなんでしょ?アタシたち?」
「そ、そうだけど・・・」
「じゃあさ、叔母さん、はヤメテよね!」
「え?な、何て呼べば?」
叔母は肩を竦め、かなり恥ずかしそうに言った。
「呼び捨てでいいよ。芳恵、って」
「よ、呼び捨てでいいの?」
「いいの。呼び捨ての方が気分出るでしょ?」
そう言って叔母さんはなぜか目をそっと閉じ、上向き加減で僕が名を呼ぶのを待った。
 「じ、じゃあ・・・。よ、芳恵?」
呼んだ瞬間、彼女は全身をピクリとさせた。それから少し眉を寄せ、
「ん、いい感じ。今度はさ、耳元で囁く感じで」
と、目を閉じながら運転する僕のすぐわきに耳を寄せる。
 運転中で一瞬、危ない、と思ったがさらに危ないのは彼女の香りをすぐそばで嗅いでしまったことだ。一瞬のことだが、頭の芯まで痺れるような彼女の香りに包まれた気がし、クラッとした。
「呼んでよ、ねえ。・・・実はさ、アナタの声が好きなのよね。低いいい声してる・・・。ね、呼んでみて、芳恵、って」
自分の声が以前より、自分ではヘンだとは思ったが、好きだと言われたのは初めてだった。低くて渋い声、というのはテレビでは聞いたことがある。だが、自分がそうだとは思ったことがなかった。


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