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「お気をつけて」
【学園物 官能小説】

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登校時-1

 僕はs学六年生。
 僕が通う学校の通学路は、少し離れた某明女学校のc等部、k等部の通学路とちょっと重なっているところがある。

 登校の時、女学校のお姉さんたちと目が合うとお姉さんたちは笑顔を輝かせて声をかけてくれる。

 「お気をつけて」「お気をつけて」

 こっちは「おはようございます」と返す。
 たぶん学校で、そうしろって指導されてるのかも知れないけど、そんなふうに感じないくらい優しいあいさつだ。

 そんな中で、ひときわ可憐なk等部のお姉さんがいる。
 長い黒髪が揺れる、メガネの似合うお姉さん。生徒会の役員だってことが、制服の胸についた記章でわかる。

 このお姉さんに「お気をつけて」と言われたくて、僕のクラスの連中なんか、毎朝早くから隠れて待ちかまえていたりする。
 だけど僕は、このひとが苦手だ。
 このひとに「お気をつけて」と言われると、僕は視線をそらして「おはようございます」を言う。
 クラスの連中が言うには、お姉さんは「ええとこのお嬢様」らしい。

 でも、僕は感じる。
 そんな「お嬢様」を美しくしてるのは、絶対「ワルいオトナのオトコ」なんだ。
 あのひとの声をリアルに感じると、僕の心の目にあのひとのスカートの奥が見えてしまう。
 まだワレメに毛が生える前に、おへその下に彫られた「クモの巣にとまるクモ」のタトゥーが見えてしまう。
 学校の帰りに、あのひとが「裏側の組織」のオトコが運転する車に乗って、都市部の裏道へ走っていくのが見えてしまう。
 雑居ビルの中の「事務所」で、あのひとは下半身だけ裸になって、オトコの前で股を広げる姿が見えてしまう。
 「早く……ちょうだい!」あのひとがワレメを指でいじりながら、おねだりする姿が見えてしまう。
 「しゃあない奴やなぁ」オトコがそう言って、指先で何かをあのひとのワレメに塗りつけるようすが見えてしまう。
 「ぐへへ……ぐへへ……ぐへっ」あのひとがだらしなくよだれを垂らす。そしてワレメもだらしなく開き、よだれを垂らしはじめるのが見えてしまう。
 「全く…… お嬢様が聞いて呆れるな。これでガマンしとけや。」
 オトコがそう言って電気マッサージ機を渡す。あのひとはそれをワレメに押し当てる。
 「オレのチンポ挿れたったらええんやけど、お嬢様は処女でおってもらわなアカンからな……」オトコはそう言いながらも、自分のチンポをあのひとの口に寄せる。
 あのひとは口元をとんがらせて、チンポを吸い込む。

 そんな光景が僕には見えてしまう。
 特に、あのひとの声を聞いてしまった日の夜には、まぶたの裏がディスプレイにでもなったかのように鮮やかに再生されてしまう。
 (嘘っぱちだ…… あのお姉さんは見かけだけ清楚なんだ…… 乳首とかワレメとか見えない場所に「刺飾(ピアス)」してるんだ。それを見られるオトコがいるんだ……)
 

 
 

 
 


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