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女子大生 麻衣の冒険4
【SM 官能小説】

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米原に戻って-1

ゴールデンウィークが終わり、麻衣は米原に戻ってきた。

戻って来た日の夜、詩織からラインがあった。

『相模原で、アリス先生の緊縛、行った?』
『うん、詩織さんと同じように、ペニスバンドで犯された(笑)』
とだけ伝えた。

麻衣がペニスバンドで、アリス先生を犯したことは、約束なので、言わなかった。

『また、暇な時に、話を聞かせてね。』
と、詩織が言ってくる。

そして、続けて、アリス先生からもラインが入る。
『もう米原に戻りましたか?』

『はい、米原の自宅にいます。』

今日は、緊縛教室が早く終わったので、ホテルの部屋でのんびり過ごしているらしい。

『島岡さんに、ペニスバンドを使って抱かれた日のことを思い出してしまいます。また、島岡さんに抱かれたいと思って、悶々としています。』
と、アリス先生が言う。

『私も、また先生に会いたいです。』

翌日から、また普通の生活が始まる。
月曜から金曜まで、出勤して真面目に働く。

金曜日は、麻衣が京都に行くか、裕哉が米原に来る。

もちろん、裕哉とのセックスは気持ち良いし、幸せを感じる。

ただ、ほんのちょっと、アブノーマルな刺激を感じ取ってしまった麻衣は、物足りなさを感じてしまう。

裕哉が休日出勤をしている日曜日、彦根で詩織と会った。
いつもの静かな喫茶店で、話をする。

『相模原、どうだった?』
『うん、詩織さんから聞いてたのと一緒で、みんなに見られながら、ペニスバンドで突かれて・・』

『あれ、気持ち良いよね?』
『うん、けっこう気持ち良かった。』

『早く、アリス先生、こっちに来ないかな〜〜』
と、詩織が言う。

『詩織さん、ペニスバンド買ったんですか?』
『うん、バイブと一緒に通販で買った。』

『でもね、親と同居だから、バイブは使えないし、ペニスバンドにいたっては、相手がいない・・(笑)』
と、詩織が言う。

『そういうのは、買う前に気づけよ、って話だよね?(笑)』
『あはは。』

『正直、持っているのに使えないって、生殺しみたいだよね〜』
『じゃあ、まだ1回も使ってないんですか?』

『えっとね、先週、用もないのに、ビジネスホテルに泊まって、そこでバイブは使ってみた。』
『どうでした?』

『あれは、ハマるね(笑)』

結局、麻衣はアリス先生との秘め事は、詩織には話さなかった。

週末、いつものように、京都へ行き、裕哉と一緒に過ごす。

変に気を遣わなくてもいい、裕哉とのひとときは、麻衣にはなくてはならない時間になっている。
また、裕哉も、可能な限り、麻衣との時間を確保しようと努力してくれているのが分かる。

基本、縛られたりして犯されるようなセックスが好きなのに、アリス先生との時は、なぜか責めている自分にも興奮した。

自分はMだと思っていたのだが、ひょっとしてSの気質もあるのだろうか。


<女子大生 麻衣の冒険5に続く>


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