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MatchingDIVE
【SF 官能小説】

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システム導入-9


リアル博多中洲
とあるクラブにて
西園寺と所長が笑談していた。


河合:
「社長…只今戻りました…」


西園寺:
「おう!どうだった?」


河合:
「とても素晴らしい女性達でした」


西園寺:
「うむ、うまくいったんだな?」


所長:
「いかがでしたか?」


河合:
「所長!素晴らしいお店を
紹介して頂きまして
ありがとうございます!」


所長:
「喜んで貰えて良かったです」


西園寺:
「さぁ君も座りたまえ!」


コンパニオン:
「あら?社長さん
こちらの方は?」


西園寺:
「私の秘書で河合と言います」


コンパニオン:
「あら〜素敵な方♪
河合さんは
今までお仕事されてたのですか?」


河合:
「まぁちょっと……」


コンパニオン:
「遅くまでご苦労様です♪
水割りでよろしいですか?」


西園寺:
「河合君もこれからは
ゆっくりしなさい」


河合:
「ありがとうございます」


コンパニオン:
「それで河合様はどのような
お仕事を?」


西園寺:
「基本、私の補佐をしてるのですよ
私の身体も一つしかありませんしね

まぁ私の分身みたいなものです」


コンパニオン:
「まぁ!それでは
マッチングダイブの導入の?」


河合:
「ええ…ほとんど裏方ですが」


コンパニオン:
「でも、社長さん♪
私もマッチングダイブは
興味が出てきましたわ♪

私もしようかしら?」


西園寺:
「ははは、是非!
彼氏がいるなら直ぐにでもどうぞ」


コンパニオン:
「彼氏はいないんです〜
河合さんみたいな方と
出逢うことが出来るなら
いいな……♡」


所長:
「河合さんのような
男前はなかなか居ないですよw

先ずはうちの業界に登録して
探してみては?」


コンパニオン:
「ええー!?
どうしようかな?

河合さんは
ご結婚されてるんですか?」


河合:
「いえ…未婚です…」


コンパニオン:
「彼女さんは?♪」


河合:
「いえ…いません……」


コンパニオン:
「あら♡所長さん♪
もう出逢いがありましたよ♪
リアルでww」


所長:
「河合さんはダメでしょ?
ねぇ?社長?」


西園寺:
「ははは、恋愛は自由ですが
うちの河合は忙しいから
発展は難しいですよw」


コンパニオン:
「えー!?河合さんはどうなの?
私じゃダメですか?」


河合:
「え?ええ…まぁ…

初めてお会いしましたし
そう言われましても……」


コンパニオン:
「それなら連絡先交換しましょ?
ゆっくりお話したいわ♡」


河合:
「それでしたら
弊社のマッチングアプリに
登録下さい。

私も登録していますので…
そちらでお会いしましょう」


コンパニオン:
「ええ!?
もうふられちゃった…」


河合:
「そんな事はないですよ
私は弊社のアプリの中から
お相手を見つけるって
決めていますので…」


コンパニオン:
「まぁ仕事熱心ですこと!」


西園寺:
「そうなんですw
うちの河合は仕事熱心で
社内でも女性社員にも
よくもてます。

競争は激しいですけど
リアルで会っていると言うのは
かなり有利ですよ♪

競争相手はアバターにしか
会ってないのですからw」


コンパニオン:
「あっ……今すぐ登録します!」


西園寺:
「ははは
ご登録ありがとうございますw」


所長:
「ところでマッチングダイブの
導入は順調なのですか?」


西園寺:
「順調ですよ!
この河合君の頑張りもありまして
この九州でほぼ完了です。

後は情勢の成り行きを
見守るだけです」


所長:
「そうなんですね
今後ともこの風俗業界を
お願いします!」


西園寺:
「任せて下さい
悪いようにはしません!」



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