美琴3-2
時間はたくさん残っていた。
「ラインを見たよ♪婚約したの?
すごく良い笑顔してたよ♪
なんだか
幸せを分けて貰ったよ♪」
彼女は婚約をしていた。
「でもね…みんな止めとけって
言うの…」
「そうなの!?」
「写真では
良い感じがしたんだけどな〜」
「この前フィアンセに
あにーさんの話をしたら
すごく焼き餅焼いちゃって…」
「言っちゃダメだよ〜
フィアンセに言っておいて
幸せにしてあげてって
言ってたって」
彼女は少し無言になる。
「彼も最初はお客さんだったの
顔がタイプだったから
私からアプローチしたんだけど」
美琴は何か不安があるようだった。
俺は
観光の話や美味しいお店を
教えたりして
話題を変える。
「あっ!それから
教えて貰った血○戦○見たよ♪
面白かった〜」
二人でエンディングテーマを歌う。
会話はますます弾み
時間を忘れて語り合う。
「あ!?時間は?」
「あ!?忘れてたww」
「五分過ぎてる!?急がないと!」
急いで服を着る。
「シャワーは?」
「大丈夫!帰ってから浴びるから」
「おかしいな〜
コール鳴らなかったね?」
「ああ
俺はあんまり鳴らされないね」
「ええ!?そうなの!?」
「ボーイさんも
気を使ってくれてるんだろうね♪」
美琴は靴を履くのを待ってくれ
キスをしてくれる。
「あにーさんといると
私、元気になれる♪」
「そうなの?」
「うん♡あにーさんに会うと
その日一日ハッピー♪」
なんだか嬉しかった。
いや、すごく嬉しかった。
その後のライン
『今日は凄い楽しかった♡』
『こちらこそ幸せな
一時をありがとう♡』
『お弁当凄く
美味しかっただす♡』
(誤字♪可愛い)
『お弁当凄く
美味しかったよ〜♡♡』
『日記見たよ♪』
その日の日記に
俺のお弁当を
アップしてくれていた。
『次は10日後に予約入れるね』
『無理しないでね(。>д<)♡
来られる時にだよ(*^^*)♡♡
気持ちだけでも嬉しいのに♡』
『オッケー』
『キュン!』