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うっかりママさん
【若奥さん 官能小説】

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道庭陽介-2

「実は僕と妻は下着メーカーのデザイン担当をしてまして

今回婦人向けの新作のインナーを幾つか試作したのですが

なかなかイメージに合う試着モデルが見つからなかったんです」


「は、はあ・・」


「まもるママ、貴女の美ボディーはそのイメージにぴったりなんです!

お願いします!今から少しだけ試作インナーを着てみてくれませんか?」


突然の依頼に戸惑いましたが、美ボディーと言われたことで

お約束通りとでもいうか、自己肯定感が上がり少しだけ嬉しくなってしまいました。

「そ、そんな大切な役目をわたしなんかが上手くこなせるでしょうか・・」

「いいえ!これは奥さんじゃなきゃ無理です。まもるママだから良いんです!

存在感のある美麗なバストにすっきりくびれたウエスト、程よく実ったヒップ周り、

服の上からでも分かる綺麗な脚のライン!ぜひともこれを身に着けてみて下さい」


そこまで言われると胸の奥がざわめきます。

特に美脚と褒められたのには小躍りしたいくらいテンションが上がりました。

相も変わらず単細胞ですよね。

道庭さんはすぐに何着か下着を持ってきてわたしに手渡すと

書斎の奥にあるフィッティングルームを指さしました。

(すごい、家の中に試着室があるなんて・・!)

言われるがまま中に入りハンガーに上着をかけ

渡されたブラとショーツに着替えました。

(あ、結構可愛い)

道庭さんの説明だと、どれも既婚者向けにデザインしたらしいのですけど

細部に小さいリボンやレースが付いていて、色合いや形は大人しめではあるものの

決して生活臭を感じさせない、家庭に落ち着いた主婦でも着て楽しめる仕上がりでした。

一つ着用しては道庭さんの前でお披露目し、

またフィッティングルームに戻って次の下着に着替える。

いつの間にか書斎は二人だけの下着ファッションショー会場になっていました。

わたしもつい調子が出てきてしまい道庭さんに要求されるがまま

色んなポーズを取っていました。

「良いね良いねー、みどりちゃん!

次は手を頭の後ろに組んで挑発的な表情出してみよう!」

もはや何かの監督みたいな口調になってしまった道庭さんは

わたしを呼び捨てにしながらバストの盛り上がりや腰の曲線、

ヒップの丸みを強調するような姿勢ばかり指示してきました。

つい状況にのめり込んでしまったわたしも要望通りの煽情的な態勢で

言われた通り妖艶な顔をして道庭さんを挑発します。

「ゴクッ・・」

物欲しそうにまた喉を鳴らす道庭さんの高揚した表情を見ながら

得もしれぬ優越感がわたしを包んでいったためか

ついノリノリでセクシーなポーズをひとしきり取ってしまいました。

「みどりちゃん、次はこれを・・冷え込んだ夫婦仲を改善するとっておきの一枚だ!」

そう言われて受け取った下着はもはや下着とは言えない仕様のものでした。

「あの、これって裸エプロン・・?」



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