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「人妻落とし研究会」
【熟女/人妻 官能小説】

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S紗恵再び-1

紗恵は家庭訪問で訪れた娘の担任教師の話を聞いていた。
学校での娘の様子を目を輝かせながら聞いた。
先生は一通りの訪問の目的を果たした後、湯呑を片手にさり気なくに聞いた。
「お母さん。サン・マリノのバイトの子、知っていますか。」
紗恵は狼狽し慌てた。先生の口からとんでもない言葉が飛び出したからだ。
「えっ、いえ、そんな人知りませんけど。」
「それはよかった。彼は僕の後輩でよく飲みに連れて行くんですけど酔った勢いで
僕の教え子のお母さんを抱いたなんて抜かすもんだから他言しないようにたしなめたんですよ。」
「でもその相手が私だとなぜ思ったのですか?」
「サエって名前だというもんだから名簿を開いたらお母さんしかいないんですよ。」
「でっ出鱈目です。サエなんて名前の人沢山いるから何かの間違いです。」
「それがもう一人の後輩の康太っていう奴に振られて落ち込んでいるところを慰めたのが
最初で肉体関係にまで発展したという説明があまりにもリアルだったので信じてしまったのです。」
「先生そんな事信じないでください。誰かよその人の事を言っているんです。」
「それと三回戦まで騎乗位で腰を振り続ける淫乱女だとも言っていましたね。」
「嘘よ。健介さんがそんな事言う筈は・・・・・・・アッ・・・・・・・・・・」
聡明な紗恵でさえ慌てふためき狼狽していたらこうなるのだ。
それは正木の仕掛けた罠でもあった。

「そうよく知っているね。サン・マリノの健介だよ。」
ほくそ笑みながらいきなり肩を抱いた。
「駄目です。お昼寝の子供が起きます。」
「じゃ。この話の続きは明日健介の部屋で聞こう。」
玄関先で唇を奪われた。激しく抵抗する紗恵に正木は冷たく言い放った。
「舌を差し出すんだ。」逆らえなかった。
長い口づけが続く。それは経緯がどうであれ明らかに男女の行為に他ならなかった。
「じゃ明日放課後に健介のマンションで待っているよ。」


重い足取りで健介のマンションについたがそこには正木の姿はなかった。
代わりに10代と思しき少年二人が出迎え「正木さんから話を聞くように言われています。
健介先輩との事ですよね。でも奥さんいくら言い逃れをしても無理ですよ。」
「濡れ衣です。このマンションに来たのは認めますがそれ以上の事はなにもありません。」
言った途端二人は声を出して笑った。「よく言うよ。今も二人で嫌らしい紗恵さんをを見ていたとこなんです。」
ビデオのリモコンをテレビに向けた。健介に跨り腰を使う紗恵の姿がはっきりと見える。
「えっ、盗撮していたの。何という卑劣な男なの。絶対に許せないわ。」
正木大輔は完璧に落とせる条件のもとにこの美肉をホッククラブの新人二人に譲ったのだ。
一人がそっとドアをロックした。もう一人の男は紗恵にソファーに座るように導いた。
「正木先生も健介先輩も優しい人なんです。このDVDを消そうとしていたんですよ。
あまりに勿体なくてずりネタにするからといって僕たちが貰ったんですよ。
何度も見ているうちにこの素晴らしい肉体を生で見たいと思うのは当然の成り行きでしょう。」
「もしかして私にヌードになれとおっしゃっているのならそれは無理よ。私これでも人妻なんですよ。」
「よく言うよ。健介に跨った卑猥な下半身の肉の動きは貞節とはほど遠いものに見えるけどね。」
「あの日私どうかしていたんです。普段の私はそんなんじゃないんです。」
「僕たちも宝物にしているDVDを無くす代わりにそれに見合うものが欲しいのです。
どうです、一杯飲みながらその辺の妥協点を探りませんか?」
「正木さんや健介さんが消すつもりだったのなら無条件で消すべきでしょう。
まだ10代の若者がこんなことで強請ったり脅迫したりはよくないわ。」
少し態勢を持ち直した。この子たちなら時間を掛ければ説得できると踏んで家飲みを受ける事にした。


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