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女子大生 麻衣の冒険3
【SM 官能小説】

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再度、緊縛教室-1

翌週の月曜日、仕事が終わると、また近江八幡の緊縛マンションに向かった。
途中で、詩織と偶然会ったので、一緒に受付を済ませる。

前回同様、ソファに座って、お茶を飲む。

まだ早いのに、先生が来て、
『今日、予定していた縛られ役の女性が1人、来れなくなったんです。どちらか縛られてみませんか?』
と、2人に話しかける。

2人とも、縛られてみたいのだが、なかなか返事ができない。

『じゃあ、1人あたりの時間は短くなりますが、1人ずつ順番に、ちょっとだけ縛られてみませんか?』
と、先生が言ってくる。

この“ちょっとだけ”というのにつられて、2人ともOKをした。

そして、授業が始まる。

今日の唯一の縛られ役は、前回は見かけなかった女性である。
30代後半と思われる女性で、スタイルは良い。

服は脱がず、ワンピースのまま緊縛されていく。

相変わらず、ギチギチに縛っていくのだが、美しい。
女性は、縛られて、徐々に恍惚の表情になっている。
2つ目の縛りに入る。

ワンピースの裾をまくって、縄が太股に絡んでいく。
そして、両足が開かれた状態で固定され、宙づりになる。

麻衣も詩織も、彼女の股間に目がいってしまう。
ピンク色のパンティが、びっしょり濡れている。

たぶん、恥ずかしいとう気持ちを超越してしまっているのだろう。

その女性は、縛られたまま、濡れたパンティを2人の前に晒し、宙づりで放置される。
すると、誰も何も触っていないのに、その女性が、小さく声を出し始めた。

『はぁ、はぁ、、、、、うっ』
と、イッてしまった。

性感帯など、一切触れることなく、縛られるだけで、イッてしまう。

『緊縛って、奥が深いんですよ。』
と、先生が言う。

まさに、その通りだと思う。

次に、お試しで詩織が縛られる番になった。

詩織は、思い切って、服を脱いで、ブラジャーとパンティだけになった。
そして、先生に縛られていく。

詩織の顔が、徐々に赤みを帯びてくる。

縛りが完成した時、詩織は恍惚の表情をしている。
そして、股間には、シミが出来ていた。

詩織も、濡れたのである。

最後に、麻衣の番になった。
麻衣は恥ずかしかったので、服を着たままで縛ってもらう。

先生がギチギチに縄をしばるのだが、思ったほど圧迫感はない。
でも、まったく手足を動かすことが出来ない。

縛り方ひとつとっても、奥が深いのだと分かった。

先生が、スカートをまくり、太股に縄をかけていく。
麻衣は、自分でも濡れているのが分かった。

恥ずかしい、、でも気持ちいい。
例えようのない、妙な気持ちになる。

何とも言えない、僥倖感を感じてしまう。

そして、足を開かされ、股間を晒される。
詩織が、麻衣の股間を凝視しているのが分かった。

麻衣は、自分でパンティに染みがつくほど濡れているのは分かっていた。
ただ、それを見られると恥ずかしいという気持ちと、見られたいという気持ちが交錯していた。

20分弱の緊迫が終わった。

先生は、今日の授業はこれで終わりのようで、縛られた女性、麻衣、詩織と一緒に四人で、ソファでお茶を飲んでくつろぐ。

麻衣と詩織に、
『いかがでしたか?』
と、聞いてくる。

『えっと、良かったです。』
と、詩織が答える。

麻衣も、同意して頷く。

『私の授業は、今度の木曜日が最後なので、良かったら、また来てくださいね。』
と、言われる。

ただ、木曜日、麻衣は残業の予定があったので、参加できない。

アリスのような緊縛師は、全国を行脚して、緊縛教室を開いているらしい。

来週からは、福岡の久留米に2週間滞在すると言っていた。

緊縛師は、日本全国に弟子がいて、その弟子の自宅を借りて、緊縛教室を開いている。
受講料などの一部は、自宅を提供した弟子にも入る仕組みになっている。

今日縛られた女性には、
『もうちょっと上のコースで縛られてみては、どうですか?』
と聞いている。

<もう少し上のコースって何だろう。上級者コースかな?>
と、麻衣は思った。

『今日縛られて、イッてしまったでしょう? 上級者コースも大丈夫よ。』
と、先生が言っている。

『考えてみます。』
と言って、その女性は帰って行った。

家が遠いので、急ぐように帰って行った。

『彼女は高槻から来てるのよ。』
と、アリスが麻衣と詩織に言う。

そんな遠方からでも、緊縛されたくて来る人がいるのである。

詩織が、
『先生、縛られる側の上級者コースって何ですか?』
と、聞く。

『全裸で縛られるコースとか、見学者に男性を入れて、見てもらうコースとか、いろいろあるわよ。』
と、答える。

『ただ、あまりオープンに出来ないコースもあるので、該当しそうな人には、個別に誘ってるの。』
と、先生が言う。

続けて、
『今日、本当はこの後、個別指導があったんだけど、生徒がお休みになっちゃったので、よかったら、無料で、ちょっとだけ上級コースやってあげましょうか?』
と言う。

『え? え? どうしよう。』
と、詩織が迷う。

『興味があるなら、やってみたら?』
と、先生に圧されて、緊縛教室の補習が始まった。



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