痴漢-5
「ああっ！あっあっ…すごっ、イイ！」
床に寝そべった男の上に跨って、私は腰を振っていた。何人目かは分からないけど、終わりが見えない。今はでも、ただ男が中に挿入っている事の幸せを感じていたいだけで…。
「んっ…あっん！イっちゃう…イくぅ！」
何回も何回もイってる。知らない男達に何度も絶頂へ導かれる。波が早い。もうずっとイキっぱなしで、苦しいほどなのに全身が蕩けてしまう。
休むことは許されない。まだまだ私を欲しがる男達が待ち構えてる。我慢が出来ない男は自分で肉棒を擦り、私の痴態をおかずにしている。
可哀想なそれを見兼ねた私は空いている口腔で相手をしてあげる。
「んむっ…んっ…」
爆発してしまうんじゃないかと思うほど、それは膨らんでガチガチに硬くなってる。たっぷりと唾液で濡らして喉奥まで飲み込む。
あっという間に射精されて喉にかかる精液を飲み干していく。凄い匂いで頭がクラクラする。
「ひっ、あん！」
急に下からの突き上げが加速する。
「あっあっ…出るの？出ちゃうの？」
男の加速に合わせて私も腰を上下させる。
欲しい。もっと…もっと…。
男が最深部へ突くとそのまま私の膣内で射精を迎える。
「んぅぅ…ああああああっ！」
ぶるっと身震いして、私も何度目かの絶頂を味わった。痙攣がやまない。
それでもまた入れ替わり他の男が私を寝転がして、別の男の精液が入ったままの “入口” に挿入してきた。
「あっ…待っ……も、無理ぃ…」
休憩無しでペニスを荒々しく出し入れする。火傷してしまいそうなくらいの摩擦。私一人では身が保たない。
そして上に乗った男は初めて私にキスをしてきた。私は目を閉じる間も無く、ただただ唇を、舌を受け入れている。男は腰を相変わらず振り続けている。キスをしながら必死に私の膣内を出入りする。
それが何だか可愛くて…、知らない男なのに私は目を瞑り、その男の首に腕を回して抱きついた。
「んっ…ふ、…んん…」
だめ、気持ち良い…。こんなの知っちゃったら…もう…。
唇が離れると私はその男と目を合わせる。まだ、男は絶頂の素振りも無い。ぐちゃぐちゃに濡れた私の膣を、更にめちゃくちゃにしようと激しく打ち込んでくる。
目だけで辺りを見回すと順番待ちの男がまだ数えきれないほど居た。
おまんこが擦り切れてしまう…。それでも、こんなにいっぱいの男が私を求めてくれている。
ご主人様は、きっとこれを教えたかったんだ。
男に求められるという女の悦びを…。私から求めずとも、男が私を…。
「ああ、イく！イくよリカちゃん！」
「んっ…いいよ、、出して…いっぱい」
男は無責任な中出しをする。
私はでも、私の中で震えて精子を吐き出すおちんちんに愛情を覚える。
「いっぱい…出た？」
荒い息を吐く男の頭を撫でる。
「う、うん」
「そ、良かった…」
男はそして私から身を離す。
割れ目からは白い液体が溢れる。それを指で掬って舐めとると、私は周囲の男に妖艶な笑みを浮かべた。
「………おかわり、ちょうだい？」
episode1 『ちんちん電車』 完