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女子体育大学 年下の先輩
【SM 官能小説】

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地獄のはじまり 寮内編-1

 志保が、一年生に指示を始めた。『昨日お洗濯したものをきれいに畳んで持って行ってね』
『多分、睦さんは朝の稽古に行かれていると思うわ』『めぐみちゃんはお部屋の前で待っていて、お戻りになられたら、シャワーに行かれると思うの。それにお付き合いしなさい。その後、朝食のご希望を聞いてきてね。』
『由美子さんはまだ寝られていると思う。お部屋の入り口で目覚められるのを待ってなさい。相沢お願いね。由美子さんは毎朝、食後の散歩に行かれるので、7:30には目覚めるはずよ。その前にに朝食のご希望を聞いて用意してね』『さあ、二人とも行って!あっ、お待ちするときはお部屋の入り口で正座よ。』『私は他の子とB棟のトイレ掃除の指導に行ってるね。そこにいるから何かあったら報告に来てね。』

優子とめぐみは昨夜洗濯した睦と由美子の下着、靴下、ユニフォーム、袴などを取りに、A棟の洗濯乾燥室に向かった。

あゆみが、『1班の朝の割り当てはB棟1階のトイレ掃除だったよね?』『行きましょう、あと1時間もすれば3年生達が活動を始めるので、その前にピカピカに磨くのよ。』
『もし、不備を指摘されたら、何時間もトイレのタイルの上で正座させられて、B棟1Fの3年生全員から厳しい指導を受けるからね。』『さあ急ぎましょう。』
雅子、恭子、あゆみ、志保はB棟1Fのトイレに向かった。

この後、1年生は4人とも地獄を見ることになる。

この大学で最年長となった優子は、昨年まで最年長だった由美子に付くことになり少し気分が落ち着いた。由美子とは5歳差であるが、年下の先輩に仕える惨めさを理解してもらえるような気がしていた。
優子は昨夜洗濯した由美子の下着、練習用のユニフォームを回収に行った。
昨夜、志保から渡された洗濯物は、パンツ2枚、ブラ2枚、レオタード1着、靴下2足だったはず。パンツが1枚しか干していない。昨夜は4人で手分けして洗濯をした。優子が1枚のパンツを手で、きれいに洗濯したのは覚えているが、もう一枚は誰が選択したのかわからなかった。めぐみも睦の洗濯物を回収している。
めぐみは昨夜、睦から『袴にもアイロンをかけてね』と言われていたがそれをすっかり忘れてしまった。『まぁしょうがないか、袴を持っていくのは明日にしよう』と考え、道着以外を持っていくこととした。その時、志保が息を切らして走ってきて、
『今日の午後、高校生達が道場に稽古に来るの。睦さんが指導することになってるから道着も忘れずに届けてね』と伝え、B棟のトイレ掃除の指導に向かった。
めぐみは、『アイロンをかけ忘れたが、折り目も残っていて、大丈夫だ』と判断し、
道着も折りたたんで、C棟に向かおうとした。

その時優子が『あっ見つけた、洗面所の下に由美子の水色のパンツを見つけた。』こちらも洗濯を忘れた不手際であった。優子は、未洗濯のパンツも持っていって、『正直に謝れば許してもらえる』と安易に考え、2人はそれぞれB棟、C棟へと向かった。









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