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転生者
【ファンタジー 官能小説】

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ママの嫉妬-2

午前中に学校に、学の母親から、連絡が入った。
息子の世話になって居る、先生に挨拶したいという事と、普段の学校を観て見たいと言う
話であったが、何か失礼があって、学校を転校させると言い出すのではないかと、校長以下
教師が大騒ぎになった。

麻衣は、授業中にも関わらず、校長室に呼ばれ、何かあったのか?質問された。
学校の慌てた対応に、学ちゃんの世話をしている女教師を見に来るとは言えず、麻衣は
「学校生活を楽しく送っているか、確認したいだけだと思いますよ」
「良く休み時間に、保健室を利用するので先生にお世話を掛けているからご挨拶と言っていました」
「まさか、保健の先生が余計な事を言っていないだろうね」
「ええッ夜遅くまで勉強して、昼休みに保健室を借りて寝ているだけですから」
「君たちにレベルを合わせて授業したら他が着いて行けないからねぇ」
「保健室で仮眠をダメだという事は無いと思うが」
「だから校長が心配するような事はないと思いますよ(笑)」
「そうかぁ〜(笑)」

想像以上の反応に少し、麻衣は大騒ぎしすぎだと思ったが、学ちゃんの影響が麻衣が考えるより
学校では大きいとも思った。

昼休み前、保健の女教師は、麻衣を見つけると、何があったのと慌ててやって来た、
校長以下、他の教師から余計な事を言ったり、するなと釘を刺されたと言った。
学ちゃんのママが、学校訪問に来るからだと思うと、だけ伝えておいた。


午後の昼休みが終り頃、ママさんが学校に来た、麻衣が応接室で校長と対応したが、校長は
ママさんを麻衣の姉だと勘違いしていた。
お世辞ではなく、本気で学ちゃんの母親だと知らないので若くて、麻衣にそっくりなので
姉妹だと思っている感じだった。

ママさんは凄く機嫌が良かった、会う先生みんなが、ママさんを麻衣の姉だと思い麻衣は
お姉さんによく似ていると言っていた。
二人は、否定するのも面倒なので、特別な言い訳はしなかった。

学校中が、麻衣のお姉さんが来ていると騒ぎになったが、学は感心無い感じだった。
当然だッ麻衣の隣に居るのは、麻衣の姉では無く、自分の母親だと知っているのだ、騒ぐ
必要も、関心などあるはずがない。

麻衣に案内されて、保健室へ来た二人、
「学ちゃんがお世話になって居ます先生(笑)」
麻衣をキレイにした色っぽい女が、学の母親と知り女教師は驚いていた。

「麻衣さん?この方が、あのママさん?」
「ええッ学ちゃんのママさんです」
「凄くキレイでお若い方だったのね(笑)」
「そうですよ(笑)私の憧れるママさんです」
「先生はおいくつ何ですかぁ〜」
「私は36です(笑)私より2つも若いのね」
「ママさんは38ですかぁ〜」
「ええッもぅおばさんですよ」
「麻衣さんのお姉さんに見えましたよ」
「私はベテラン女教師と聞いて、もっと熟女を想像していたわ、若いから驚いっちゃった」
「それは喜ぶところですかね?」
「学ちゃんの彼女となると少し複雑ね」
「私は彼女にはしてもらっていませんよ」
「学ちゃんが気に入って抱いた女は、ココに居る3人だけですから(笑)」
「だから、みんな学ちゃんの女だわ」
「ママさんも先生に凄い事を言いますね(笑)」
「学ちゃんが抱いた女を確認しろと言ったから来たんですから良いのよ」
「学ちゃんが私を抱いたとママさんに言ったんですか?」

女教師は母親から確認しに来たと聞いて驚いて緊張した。

「学ちゃんが抱いた女を隠したりする事はしないし、仲良くしろと言うから」
女教師は、ママさんが母親でなく、女の顔で話す事をおかしいとは思わなかった30を過ぎた
女なら、学ちゃんに夢中になるのが普通だと思っていたからだッ。

「麻衣ちゃんからも言われたと思いますが、何か学校であったら、先生には学ちゃんを
守ってもらわないと、困るんです」
「確かに彼を狙っている女性は沢山いますからね(笑)」
「その為に、私も麻衣ちゃんも先生が、学ちゃんに抱かれたことを見逃したんです」
「先生だって判っていますよね(笑)ママさんが騒いだら大変になる事ぐらい」
「勿論よッ学校で一番の有名人だから学ちゃんは・・・(笑)」
「ママさんが、転校させると言ったら校長は大騒ぎですよ」
「お互いに協力関係を結んでいないと、大変な事になるという事ね」

3人の女は、学ちゃんが他の女に誘われて抱かない様に管理する事を確認し、協力関係である
事を確認した。

ママさんは話が終ると、1年生の教室が並ぶ、3階の廊下を見て廻った。
学力テストの成績が貼り出された一覧を見て、一位500点の欄に、学ちゃんと麻衣の名前を見て
凄いのね、麻衣ちゃんと言っていた。3位が430点なので70点も他より高いのねと少しズレた事を
言うママさんに麻衣は笑った。

保健の先生は、学ちゃんと麻衣が全教科、満点の成績に驚いていたが、ママさんは学が
家から近い理由で、ココに決めたことを知って居るので、テストで誤答するとは、思っていない
ようだった。

「学ちゃんは言っていたわ、高校や大学など行きたい所へ行ったらいいと」
「ええッ一流大学に入る勉強は、終わっていると言っていました」
「学校では麻衣ちゃんや先生とエッチする事しか考えていないのね、悔しい(笑)」
何と言う母と義娘の会話だと女教師は思ったが、自分もその仲間に入っている事が嬉しかった。


「そろそろ授業も終わりますから、学ちゃんに会いますよね?」
「私が居ると騒ぎになりますから帰ります」
「学校では麻衣ちゃんに任せていますから」
ママさんの隣に麻衣が並び、玄関まで送る麻衣。

ママさんは、先生によろしくと言うと帰って行った。



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