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フィル
【その他 官能小説】

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フィル-4

「次の目的地は極東にある国だ。名称こそ共和国とあるが、この国も1人の独裁者とその近しい者達だけが至福を肥やしている。フィル、これからは君にも仕事を手伝ってもらうよ?」
私の隣にいる時、ハルの口調はどことなく優しい。
「なぁフィル、初めて出会った夜…嫌じゃなかったか?」
国を離れる飛行機の中、ハルが私に聞いた。
『世の中の娘達は、愛し慕った相手に純潔を捧げたいと思うものだろう?私は、純潔を捧げたのがハルで良かったと思っている。』
「もっと砕いて話せよ…。」
ハルは苦笑いと共に私を見つめている。
『ハル……、自分でも知らぬうちに、私はそなたを好いていた。今では確かな愛を感じている。』
「まだまだ固いな……。」
ならばもっと簡潔にしてやろう、そう思い私はハルの頬に手を沿え、唇に口づけた。

―ハル、愛してる―

そんな意味を込めて。


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