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女子体育大学 年下の先輩
【SM 官能小説】

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入室-2

 内田恭子が話し始めた。『あたしの従妹がこの学校を卒業して熊本で教師をしているのの。そのお姉ちゃんが言ってたけど、ここの1年生は地獄なんだって。入寮した日の夜に儀式があって、徹底的に叩き込まれるらしいよ。』他の3人は息を殺して話に食入った。めぐみが『全裸にさせられて、毛を全部剃られて、あたしなんか、乗馬鞭で3発も叩かれたの。これ以上酷いことをさせられるの?』『詳しくは教えてもらえなかったけれど、一生分泣かされるらしいよ』他の3人は無言で俯いた。
 恭子は慌てて、『ごめんなさい。心配させちゃった?』雅子が『いいのよ、みんなある程度体育大学は厳しいものと覚悟してきたので大丈夫よ』他の2人もお姉さんらしく、『頑張りましょ』と励ましあった。

この寮には3つの建物があり、A棟3階、4階が1年生。A棟1階、2階が2年生、B棟が3年生、C棟が4年生が居住する。寮の敷地内には、体育館、武道場、テニスコートが10面、
体育館はバレーコートが4面とれる大きなものだった。
A棟の各階には指導学生室とよばれる8畳の広さに机1つベット1つ本棚、ロッカーが完備された部屋が2つあり、2名の3年生が常駐し下級生の生活を指導してくれることとなっている。1名は松本典子さん、もう一名が藤田裕子さんだ。

 数時間ルームメイトと色々お話をしてすっかり打ち解けた優子たちだった。気づけば、底には7名くらいの新入生たちがいる、近所の部屋の子を交えての楽しい時間だった。

 そこへ指導学生の藤田裕子さんが来て、『今日は夕方以降に沢山指導しなければいけないことがあるから1年生は16:00から食事しなさい。』と告げた、1年生たちはベットに腰をおろしたまま『はぁ〜い』と返事をした。藤田裕子は『やれやれ、いちからこの子たちの礼儀作法を躾けるのは大変だ、この子達の甘い姿勢を他の先輩達が見たら、私の資質が疑われる』と嘆いた。

 優子たちは昼前に寮に到着し数々の仕打ちを受けていたが、朝から何も食べていないことに気づき、ブルマ、タンクトップを着た120女の子達は修学旅行に来た女子高生のよう食堂にワイワイと話しながら食堂に向かった。先ほど、数々の仕打ちを受けた食堂は綺麗に片付けられていた。

 今日の夕食はハンバーグ定食、おかずをカウンターで受取、ごはん、お茶は自分でよそって、思い思いの席について食事を始めた。
 その楽しそうな姿を食堂の窓から複数の3年生が意地悪そうな顔で見ていることに気づく子はいなかった。
 食堂のおばさんたちも、『この子達もこの後厳しい指導を受け、明日以降は楽しく食事することもできなくなるのは可哀そうねぇ』とカウンターの裏で話していた。
 ほとんどの1年生は食事を満喫し、

各自の部屋へと戻って行った。気づくと、17時だ。
リラックスしていると、廊下の向こうで指導学生の声が響いている。
『みんなぁ!急いでこの下の体育館に集合しなさい!』『走って!早く、早く!』その見幕に優子たちは何の準備もする暇もなく、体育館に走りこんだ。

 


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