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人妻牧場
【SF 官能小説】

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美香が来た-2

友香は建築局長へ連絡を入れ、ビルへの入居を今日からしたい事を、伝えると、
ほぼ完成しているのだが、屋上のジャグジーがまだ使えないと言う。
それ以外は完成しているとの事なので、キングが気に入って今日から住むので、
許可が欲しいといった。局長に使用を承諾させた。

友香はマザー全員にマイクロバスに乗って私物の荷物を持ってくるように指示した。
キングと弁当を一緒に食べるのだから急ぐように伝えた。
マザーたちの半分は、荷物を自分たちの部屋へ運び込んでしまう様に指示した。
マザーたちは、移動する準備は完了しているので、荷物を積み込んで戻ってくるだけの状態だ

食事の時にキングが使用していた、箸や茶碗などの食器類を持ってくるように一応指示した。

友香と志保は、エレベーターホールから、16階を押して確認してみた。
そのまま乗り込み、上まで行って、部屋を確認した。
エレベーターを降りて、ドアを開けると仕切りのボードかあり、中に入って覗かないと
中は見えないが、只、広い空間に低いキングサイズのベットが3つ並ぶ大きさのベットがある
中央付近に螺旋階段があり、屋上に通じている、屋上にはジャグジーがある。
ドアを開けると、温泉を引いた風呂場と浴槽は10名ほど入れるのは、まぁ広さは今までと
変わらないが、隣にあるシャワー室は3室が5室になっていた。脱衣所もそれなりに広い。
部屋は4面窓があり、光が差し込んで暑い位だ、二人は問題ない事を確認し、4階へ行った。

4階を降りると、リビングだが壁をソファが囲み、大きなモニターが2面天井から吊るされている
真ん中に大きな柔らかそうなビーズクッション4色が置いてある。

隣は食堂だ、指導員たちがテーブルの上に、届いた弁当を並べているが、
100名は余裕だろう半分程度でしか、弁当は並んでいない、
マザーたちも上からエレベーターで続々と降りてくる、下からも来るので、
席に着くように指示した、エレベーターで、キングと久美、美香も戻って来た。

キングは機嫌よくニコニコ笑顔だ。
1つのテーブルに、キングと4人の幹部と莉奈が座り、6名で弁当を囲んだ

「では、皆さん頂きます」とキングが音頭を取った。
「頂きます」と皆も声を上げた、いつもはマザーと4人程で食事するキングだが、今日は
大勢の人間に囲まれて楽しそうに食事している、野菜はあまり好きでは無いのだが、弁当
を残さず、全て食べてしまった。毎回食事は食堂に来て、みんなと食べてくれたら良いのにと
友香は見ていて思った。

午前中はこれで、キングの仕事は終りなのだが、リビングに移動して、みんなと楽しそうに
話している、後片付けをしている指導員に戻って私物を部屋へ入れるように指示した。
指導局事務所に居た、指導員が人口管理省からシェフの件で電話が入っていると、伝えに来た、
志保が電話に出て、シェフ5名と仕入れ担当2名が揃ったと連絡が来たので、迎えに行くと
電話を切った、7名に関しては、管理局に配属なので、志保へバスで迎えに行かせた。
戻って来る時に、2〜3日分の仕入れと、仕入れ先に挨拶して来るように指示した。


マザーたちがそろそろ、キングを休ませたそうにしているので、マザーたちにキングを連れて
16階の寝室へ行くように指示した。
「キングそろそろ、皆も引っ越しがあります、部屋から眺めを確認して、少しお休みください」
友香がそう言うと、「そうだな少し休憩して来るか」と言った。
夕飯はどうされますか?用意が出来たらココへ来て食べるよと言っている
何か食べたい物はありますか?今日は記念日だから寿司とかも良いな(笑)
それは良いですね(笑)シェフも来るそうですから、夕飯は寿司にしましょう。
眠そうな顔で、マザーに連れられて、エレベーターに乗り込むキング、友香は志保に連絡を入れ
本日の夕食は、祝いの為、寿司にするそうだと伝えた。

志保がシェフと仕入れ担当と合流したが、食材を保管する、保管庫の確認をされたがあるか
聞かれ、友香はないと答えると、常温と冷凍の2台を設置したいと言う。
コンテナ2台のスペースをB2に確保したいと言う。
B2なら好きなだけ置けると言うと、設置に2台届くからよろしくと言われた。


暫くして、大きなコンテナを積んた車が、2台正面玄関に横付けされたので、警備局警備員が
1人がトラックに乗り込み、地下駐車場へ案内した。

2台のトラックはB2の指定されたところへ冷凍庫、保管庫の順番で、壁に寄せられて設置
された。

警備員から設置完了の報告を指導局の事務所で美香と友香は聞くと、久美に美香を13階の
部屋へ案内して引っ越しを完了するように言った。
友香も、自分の荷物を取りに戻り、最後のマスター邸だった家のチェックをした。

友香は、荷物を持ち、静かになったマスター邸を見て廻り、初めてマスターと会った時を
思い
出していた。キングは物に執着心はないようだが、友香にはマスターからもらったどんな
小さな物も、大切に残している、バック1個に詰めて自室にまた、飾るつもりなのだ、
チェックを終わると、トランクとバックをワンボックスに乗せ、キングビルへ戻って行った。



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