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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思いがけない出来事 2-10

「でも、あれが本当のレイプ犯だったら、
 お姉様を逃がしたりしたら、お母様はどうなるんです??
 お母様は、今起きていることを現実だと思っているはずでしょ?
 少しも疑っていないって。」
「そうね。現実だとして考えたら、レイプ犯が被害者を逃がしたりしたら、
 大変なことになるもの。逃がすまいとするわ。
 もしそれを邪魔をする人間がいれば容赦なく……。」
「容赦なく……。殺す?
 じゃあ、命がけ?いざとなったら、お母様は命がけでお姉様を逃がすつもり?
 そのために、3人を自分一人で引き受けようとしている?」

「もう少し見ていればわかるわ。
 麗子はもっと男たちを挑発して、男たちの注意をすべて自分に向けようとする。
 あらゆる手段を尽くしてね。」
「……。」


「ねえ、紗理奈はあれで大丈夫?もっとしかり縛らないと、暴れるかもしれないわ。」
「暴れる?何のために?」
「もちろん、自分も参加しようとに決まってるじゃない。」
「紗理奈も参加する?」
「当たり前でしょ?わたしよりも男が好きでたまらない女なのよ。
 ちゃんと縛っておかなかったら、参加するに決まってるわ。」

「田辺さん。どうします?」
「お前たちの好きなようにしろ。」
礼二は大輔を見て頷いた。
大輔は紗理奈に近づき、両手を縛った縄の縛り目を少しだけ緩めた。
そして耳元で紗理奈に言った。
「手首をひねりながら左右に広げるんだ。そうすれば手の縄は簡単にほどけるから。
 オレはお前と続きがしたいからな。」

田辺たちの視線が大輔に向かないように、
麗子は大股開きになって股間を弄りながら言った。
「ねえ、全部の穴をあなたたちのペニスで埋めてくれる?」
「なんだ、結局はリクエストかよ。」
「二穴4本はどうなったんだよ。」
大輔は腹いせに捨て台詞を吐いた。

「だから今度は1穴1本よ。口とオマ〇コとアナル。
 一つの穴をあなたたちがそれぞれ全力で責め立てるの。」
「オマ〇コはいいとして、アナルや口じゃあいけねえだろう。」
「あなた、女のこと、本当にわかっていないのね。
 っていうよりも、まだわたしのことがわかっていないみたい。
 わたし、オマ〇コはもちろんだけど、アナルでも喉奥でもいけるのよ。
 しかもそれぞれ感じ方が微妙に違う。
 いき方もそれぞれ独特なものがあるわ。
 正直、まだ3か所同時にいったことはないんだけれど……。
 あなたたち、挑戦してみない?」
「3か所でいけるだけじゃなくって、3か所それぞれ感じ方、いき方が違う?
 3か所同時にいったらどうなるんだよ。」
「だからそれはまだ経験がないって言ってるじゃない。
 2か所同時までは何回かあるの。口とアナル、口とオマ〇コ、アナルとオマ〇コ。
 それぞれね。死ぬかと思ったわ。腰が抜けて、空に舞い上がって……。
 それぞれの締め付けも半端なかったみたい。
 口の中も、アナルも、オマ〇コも、男たちのザーメンで溢れかえったもの。」
「おい、どうする?」
「おもしれじゃねえか。初めての経験をさせてやるっていうのも、興味があるし、
 オレたちもたっぷりと注がせてもらえるんだぜ?」

「どうします?田辺さん。」
「女から挑発されてるのに、それに応じないような男にはなりたくねえよな。
 いいのか、麗子。オレたちは本気になるぜ、全員がな。
「ええ、もちろんわたしも本気になるわ。
 その代わりあなたたちはいったら負けよ。負けた人は退いて。
 わたしは1回でもいったらその時点でわたしの負け。
 どんなことでも、あなたたちの言うことを聞くわ。
 でも、もしもわたしが勝ったら、わたしの願いを一つだけ聞いてちょうだい。

「お前の願い?何だ、言ってみろ。」
「わたし、あなたたちを独占したいの。もっと続きがしたいのよ。
 和室に行って美奈子がされたことと同じことをして欲しいの。
 それには紗理奈は邪魔だわ。正直目障りなの。
 わたしがもし勝ったら、紗理奈をこの部屋から追い出して。」

「なんだこいつ。自分の娘だろ?」
「自分の娘だから余計に邪魔なのよ。
 あなたたちとの楽しみを邪魔されたくないの。」
麗子は妖しい炎を目の奥に灯しながら言った。

「いい覚悟じゃねえか。麗子。
 お前が勝っても負けても、美奈子と同じことをしてみたいという、
 お前の望みはかなえてやるよ。
 な、大輔。」
「ま、また、殺してもいいって、こと、ですか?」
「そうじゃねえ。今度は殺さない程度にうまくやれって言ってんだ。」
「あ、は、はい。今度は、興奮し過ぎないように、手加減を……。」
「ま、そういうことだ。麗子。オレは約束は守る男だ。
 安心しろ。美奈子と同じ苦しみと喜びをお前にも味わわせてやるさ。
 それと、お前が邪魔だという紗理奈もお前の目に触れない場所へ監禁してやるさ。
 あいつのおしゃべりも、だんだん邪魔になって来たからな。」


「聞いていて、どう思った?」
「ええ。やっぱり、お母様、独占したいだけなんじゃ……。」
「そう思うわよね。事情を知っている美奈子ちゃんでさえそう思うんだもの。
 事情の分からない大輔は、どうかしら?
 それに、もしも礼二さんも田辺さんも、本当のレイプ犯だとしたら……。」
「お母様のことを……。子どものことなどどうでもいいと考えている、
 ただの淫乱女だと思う……。」
「美奈子ちゃんがされたことを麗子にもやってやろう。
 それ以上に、3か所同時絶頂を味わわせて、自分たちも味わってみたい。
 そんなところかしらね。」
「本気に、なりますね。お母様に対して。」
「その分、紗理奈さんへの注意がおろそかになる。」
「そこに隙が生まれる、っていうことですか?」
「ええ。麗子はそれを狙っているのよ。」


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