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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思いがけない出来事 1-10

「紗理奈。田辺さんに任せるしかないのよ。美奈子のことは。」

紗理奈は麗子が全く正常であることに初めて気づいた。
母親は、男たちとの行為に溺れ、
冷静な判断力や理性を失っていたわけではなかったのだ。
美奈子の身に起きた異常事態のこともちゃんとわかっていた。
全てわかっていたうえで、
今は田辺たちに従うしかないことを受け入れていたのだった。

「はい。お母様。わたしたちにできることは、
 田辺さんが美奈子の救命に、
 なんの迷いもなく、懸命に取り組んでくださるよう……。」
「そうよ。田辺さんの意志に沿うように、動くことだわ。」
「すべては美奈子の命を救うため。
 そのために、わたしたちはこの人たちに抱かれる……。」

「紗理奈。それも、本当のことだわ。
 でも、もう一つの本当を認めることが、
 わたしたちがわたしたちらしく生きていくためには欠かせないことよ。」
「もう一つの本当?」
「そうよ。紗理奈。それをわたしの口から言わせるの?
 あなたには、わかっているはず。」

「お母様。美奈子を救うため、美奈子を救ってもらうため、
 わたしたちは、この男たちに抱かれます。
 でも、それだけじゃない。
 わたしたちは、それを十二分に楽しみたい。
 めったにないチャンス、ですもの。」

紗理奈はもう一度だけ母親の間近で、母親の息遣いを感じながら、
母親のことを見極めようと決心したのだ。

正直、今すぐに美奈子のそばに行って様子を確かめたい。
せめて間近で声をかけ、戻る命ならばこの手に引き戻したい。

しかしその一方で、礼二の言うことも、理屈としてはわからないでもなかった。
田辺は父親とともに薬の開発をしていたという。
医学的な知識は、紗理奈よりも当然あるだろう。
もしも美奈子に医療的な救命処置を田辺がしているのだとしたら、
確かに自分がそこにいても何の役にも立てない。
しかも、そこにいることが田辺の怒りを買うといったことにでもなれば、
救えるかもしれない命を救えなかった原因は自分ということにもなりかねない。

感情的には美奈子のそばにいて、身体をさすり、声をかけ、必死に祈りたい。
しかし、もしもそれが許されないのなら、
そして自分にできることが、礼二が言うような行為しかないのなら、
紗理奈はそれに従おうと思った。

そして、今日2度目となる美奈子の危機に直面した母親がどうふるまうのか。
美奈子の危機など眼中にないように、ただひたすらに自分の快楽を求め、
礼二と大輔を貪ろうとするのか、
それともそうした行動の陰に、娘を心底心配する母親としての思いは感じられるのか。
何よりも、たった今紗理奈に投げかけた言葉は本当なのか。

それは、すべてこれからの母親の、麗子の行動で、反応で、わかることだった。
紗理奈はその結果次第では、
母親である麗子に対して重大な判断をしようとも考えていた。


その一方で、紗理奈は自分自身も、もう一度見つめ直そうと考えていた。
さっきは母親を責める感情が高まり、
自分と母親は全く違う人間であるかのように考えていた。
果たしてそうなのだろうか。

美奈子の危機を感じながらでも、自分は男に夢中になってしまうのか。
美奈子のことを忘れて快楽の追求に没頭してしまうのか。
それとも美奈子のことを思い、行為に没頭できず理性的にふるまうことができるのか。

紗理奈の自己否定は、すなわち母親である麗子を肯定することになる。
しかし紗理奈が再び母親を否定するような結果が出た時、
その時には、紗理奈は母親と決別する覚悟をしていたのだ。

そんな決意を持って紗理奈は二人の男に抱かれようとしていたのだ。


大輔も、礼二に言われるままに床に仰向けになり、麗子を愛撫していた。
麗子は大輔の顔に跨り、乳房を激しく揉みながら、
ザーメンと愛液がしたたり落ちる股間を大輔の顔に押し付けた。
それは大輔が余計なことを考える間さえ与えない、素早く積極的な行動だった。

「大輔。いらないことを考えていると、麗子に窒息させられるからな。
 息が詰まる前に反撃して、麗子をいかせちまえ。」
礼二も大輔に強制的に、しかも、急速の切り替えを迫っていた。
「もたもたしてると、そのうちに紗理奈も、お前に顔面に跨るかもしれないぞ。」

(窒息……。)
当然のことながら大輔の脳裏にはその2文字が浮かんだ。
しかし、そこから先の思考は、麗子の激しい腰遣いで中断された。
「ああ、ねえ、もっと、舐めて〜。ううん。食べて。麗子の、麗子のオマ〇コ。
 いやなの?麗子のオマ〇コがあまりにもグジョグジョだから、舐めたくないの?
 ああ、だって、ちゃんと、チンポ、おっ立ってるじゃない。
 ほら、食べて。グジョグジョって、ベロベロって。」
麗子は床に後ろ手を付き、オマ〇コだけでなく、
アナルさえも、大輔の目の前に晒した。

「ほら、こっちでもいいわ。どっちでも、好きな方を食べさせてあげる。」
麗子はそう言いながら片手を股間へと伸ばし、アナルとオマ〇コを交互に愛撫した。

何の恥じらいも躊躇いもないままに大声で卑猥な言葉を口にしながら自分の股間を弄る麗子の目の前に、いきなり、紗理奈が立った。
紗理奈は、グチョグチョと掻き回すように激しく自分を愛撫する麗子の顔に、
自分の股間に押し付け、立ったまま腰をくねらせ始めたのだ。


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