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ダメなのに・・・
【痴漢/痴女 官能小説】

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周辺情報-1

りほとおじさんは、手を繋いで車で来た道を歩いて大きな通りまで、来てみた、ウェアーを
着た学生風の団体が、歩く方へ二人も流れに乗って歩いて行った。
木漏れ日の中を歩いて思ったが、やはり気温は都心に比べたら数度は低いし、さらっとした
湿度の低い環境だとりほは思った。

同じ暑さでも、湿度の低さは快適だッ肌に纏わりつくジメジメとした、不快さが無く歩いていて
汗をかいても嫌でない。

そんなに歩いて来た訳では無いが、店がチラホラ見えだしてきた、この辺から駅前までが、
メインストリートだね(笑)おじさんがりほを見て言った。

「意外と近いから驚いた(笑)」
「そうだねッ散歩に丁度良い距離だ」
「凄く良い所に泊っているんじゃない?」
「あぁぁそう言う事になるね(笑)」
「着替えも買えそうね、ココなら」
二人で話ながら、店を色々と見て歩いた、若い学生風の人達が多いが、りほのような年代の
会社員風女子の集団も多くなり、ハデな装飾の可愛い店も沢山、通りの左右に見えだした
駅の近くなのだろうか、夕方の商店街の様に、先の方は人混みと言う感じになってきている
人の体温で、1〜2度温度と湿度が上がってきたような気もする。
おじさんは、ココを観て見ようと、割と落ち着いた、洋服が並ぶ店に入った。
流石に、若い人達が覗くような雰囲気の店ではないので、店内は数名の大人が居るだけの
落ち着いた、静かな空間だった。

店主は、二人を見ると会釈したが、歩いて近づいてくる感じはない、ご自由にご覧下さいと
言った雰囲気で、レジ前に立っているだけだ。

「こんな服もりほには似合いそうだね(笑)」
「こんな服を何処に着ていくの?」
「ディナーにだよッ」
「選ぶなら、普段着られてディナーにも合う服にしてよ」
りほがおじさんに注文を付けると、嬉しそうに店の中を歩き廻ってりほのオーダー似合う
服を探していた。

りほは、可愛らしいTシャツを見つけたので、おじさんを呼んで、合わせてみた(笑)
サイズは良いわね(笑)真ん中に大きなクマのイラストがプリントされた可愛らしいTシャツだ、
サマーセール中の品で、(白・ビンク・ブルー)3色がサイズ別に並んでいた。
りほは、ピンクのMサイズと、ブルーのLサイズを選び、手に取って他を見て廻った。
おじさんは、数枚の服を手にりほの所にやってきた
「こんな感じなら良いんじゃないか?」
「そうね(笑)悪くないじゃない」
「コレが似合うと思うんだよ」
おじさんはパステルグリーンのサンドレスを選んでりほに渡した、
りほはおじさんにTシャツを渡すと、試着室に入り、着替えることにした。

鏡に写る自分を見て、ノーパンな事を思い出し、少し恥ずかしく思った。
街中ではパステルグリーンはハデにも思うが、良い感じたとりほは、着て思った。

試着室から出て、おじさんに見せると、やはりピッタリだと言われた。
店主さんは、袖ありのサンドレスなので、二の腕が隠れるしウエストマークデザインなので
ウエストが細く見えますね、ゴムになっているので締め付け感もなく、リラックスできる
一枚だと思いますよ(笑)
おじさんは色で選んだのだろうが、おじさんのチョイスは、間違いなく成功する(笑)
特に、今日の流れはそうだ(笑) りほはそんな事を想いながら、コレにしようかな?
言った。

「そのまま着て行かれますか?」
「ハイッ 値札だけ切って上げて下さい」
店主は値札を切り、着ていた服と、Tシャツを袋に詰めるとおじさんはカードで支払いをした。

「私が着替えたのにおじさんは?」
「このままで良いだろ」
「クマのTシャツを着てディナーにしなさいよ(笑)」
りほは意地悪言うと、おじさんは真っ赤な顔してそれは少し恥ずかしいと言った(笑)
パステルイエローのシャツを選びコレを下さいと店員に言うとおじさんは支払いを済ませ
袋に入れた(笑)

りほはお店を出ると
「そんなに慌てて買わなくても良かったのに(笑)」
「りほちゃんが、クマの服で食事しろと言うから」
「そんなに恥ずかしかったの?」
「部屋なら良いけどディナーに一人クマのシャツは恥ずかし過ぎるよ」
「ゴメンゴメンッ冗談だよ(笑)」
りほはおじさんの頭を撫でる仕草をして、可愛いおじさんだと思った(笑)

二人は、来た道を手を繋いでホテルへと戻って行った。
夕方になり、辺りも暗くなってきた、木々の緑のせいで日差しが遮られる分、暗くなるのも
早いのだろう。

途中で自販機で水を買って飲んだが、普通のボトルの水が凄く美味しく感じた、
おじさんは山の水はやはり旨いなッなどと言うので、そうね(笑)と応えて話を合わせて上げた。
虐めて上げると喜ぶんだろうが、美味しく感じたのは事実だからスルーした。

出会いは、最悪の二人だが、りほにとっておじさんは、今では大切な彼氏なのだッ


思わずりほは、おじさんに「キスしてぇ〜」と甘えた。
その場で、抱き締められ唇を重ねるとりほは、全身が震えるほどにおじさんの愛情が流れ込み
幸せに包まれて何とも言えず気持ち良かった。

肩を優しく抱かれながら、脇道の通りを歩き、ホテルの白く大きな建物を見た時にりほは
おじさんの奥さんも悪くないと、そう思ったのだッ



午後6時近くホテル前




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