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小松原常務の道楽1
【OL/お姉さん 官能小説】

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福岡出張-1

小松原が本社に戻って2週間後、福岡への出張があった。
もちろん、真紀子も同行する。

福岡支社での業務を終え、ホテルに戻る。

『真紀子君、晩ご飯はどうする? モツ鍋がいいかい? それとも屋台のラーメンがいいかい?』
『モツ鍋も捨てがたいですけど、屋台のラーメンがいいです。』

中州まで行くのが面倒なので、天神の屋台でビールを飲みながら、焼きラーメンを食べる。

小松原は、真紀子に無理にビールを勧めたりはしない。
飲みたいだけ飲み、食べたいだけ食べればいい。

決してお酒を強要しない常務のことを、真紀子は信頼していた。
パワハラ、セクハラまがいの言動は一切なかった。

食事を終え、ホテルに戻る。

小松原は、真紀子を部屋に誘いたい願望に駆られる。
しかし、そんなことは出来ない。
エレベーターを先に降りて、部屋に向かう真紀子の後ろ姿を見送る。

綺麗な後ろ姿だと思う


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