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母カルト
【熟女/人妻 官能小説】

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嘘つき-1

【嘘つき】

俺が小学生頃だからママは30代半ばだったと思う。

うちの父親は非常に気分屋な人間でよくふら〜っと蒸発しては

連絡も無しにひょっこり帰宅するというだらしない人だった。

ママは父親が行方不明になる度に泣きながら探し回っていたので

精神的にかなり憔悴していたと思う。

そんなママを支えて一緒に父親の捜索をしてくれたのが

アパートの隣室の川村さんだった。

川村さんは50代で一人暮らしのバツイチだった。

いつも泣き顔で父親の行方を捜すうちのママを励まし

自分の時間を割いてまで手伝ってくれたので

俺は川村さんにうちのママの事が好きなのかと聞いてみた。

すると川村さんは

「バカなこと言うなや、俺が好きなのは巨乳でお前の母ちゃんみたいな貧乳は

眼中にないぜ?ただお前んとこが可哀想だから手伝ってるんだよ」

と答えたが、その顔は耳まで赤くなっていたので

子供の俺でも照れ隠しの嘘だって分かった。

そんなある日、川村さんがママに父親の手がかりが掴めたと

アパートの隣室に呼びだしたのでママは一人で川村さん宅へ上がりこんだ。

しばらくして隣室から

「うそつきー!うそつきー!」

とママの叫ぶ声が聞こえてきた。

俺は自分の部屋にいたけど、安アパートゆえに壁が薄く

隣りからする少し大きい音は丸聞こえなのだ。

しばしドタバタという音がしてから「うーっ」というか細い声が聞こえ

その後は静寂が戻った。

数分後家に帰ってきたママはどこか疲れて見えた。

「何か聞こえた?」と俺に聞いたけど俺は「何も」と答えた。

するとママはホッとした表情になり真っ先に浴室へ向かった。


その日からママは頻繁に隣室に出入りするようになった。

そして隣室からは何度も人のすすり泣く声みたいな

もしくは呻き声のような低い音が聞こえた。

ママはたまにタッパーに入れたおかずを持って隣室を訪れることもあった。

また、隣室に入った時と違う服を着て帰ってくることもあった。

近所の人たちがニヤニヤしながら川村さんに「お盛んですね」と

声を投げかけるのを目撃したけど川村さんはその度

「まだまだ現役ですから!」だの「もう一花咲かせてやるわ!」だのと

子供にはよく分からない言い回しをしながら一緒ににやけていたので

俺は何とも言えない微妙な気分になった。



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