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アイドリング2ndシーズン
【フェチ/マニア 官能小説】

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アイドリング2ndシーズン-4

チャプター4



 翌日、友里はタンスの奥に眠っていたミニスカートを穿いてバイト先に向かった。下着が見えそうなくらい丈が短いが、日頃からお世話になっている店長の指示には逆らえない。

「なるべく肌の露出が多い服装で出勤して欲しいんだよね」

 夕べ、店長がそう漏らしていた。新しい仕事をおぼえてもらうことになるから、とも言われた。新しい仕事って何だろう。

 良からぬ妄想をめぐらせながら友里が事務所に行くと、ぽっちゃり体型の店長が振り向きざまに鼻の下を伸ばした。

「うひゃあ、友里ちゃんの生太もも、生ふくらはぎ、生足首。最高だねえ」

「そんなことより、新しい仕事って何ですか?」

 そわそわする太ももを交差させながら友里が困った顔でたずねると、店長は豚足みたいな手で手招きし、じつはね、と耳打ちする。

「えええっ?」

 頼まれた業務内容を聞いて、友里は卒倒しそうになった。一瞬、冗談で言っているのかと思ったが、どうやら冗談ではないらしい。

「あたしがそれをやるんですか?」

「もちろんだよ。友里ちゃんはうちの店で唯一の女子スタッフだからね。うまくいけば売り上げに貢献できるかもしれないし」

「わかりました、やってみます」

 あまり深く考えずに友里はうなずいた。

 開店時間になって間もなく、最初の客が店に入ってきた。夜勤明けらしき男性は返却ボックスへDVDを放り込むと、その足で店の奥へ消えていく。アダルトコーナーに向かうのが防犯カメラの映像でも確認できる。

 そんなことが何度かあり、友里が返却済みのレンタル商品を整理していると、店長がとなりに立って肘で小突いてくる。

「はい?」

 と、友里がとぼけていると、

「ほら、行っておいでよ」

 と、店長は腹話術師みたいにほとんど口を動かさずに言う。これは友里ちゃんにしか出来ない仕事なのだよ、と目で訴えてくる。

「でも、お客さんが……」

「だから敢えて行くんだよ。お客さんのハートを掴むサプライズもよろしくね」

「サプライズですか?」

 サプライズと聞くと、友里はやはり西山とのことを思い出してしまう。こんな時、彼ならどんなアドバイスをしてくれるだろう。

 友里は深呼吸をした。何かあったら店長が責任を取ってくれるに違いない。まあ、あまり期待はできないけれど。

「レジ、お願いします」

 友里はそう言ってレジを離れ、レンタルショップの墓場とも言うべきエリアに、ミニスカートにエプロンという軽装でおそるおそる乗り込むのだった。


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