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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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レイプの加害者と被害者-6

「ああ、お願いよ。オマ〇コに、オマ〇コに、ちゃんと……。」
「だから、そうしたくても、バイブが勝手に方向を変えるんだって。」
「だったら……。」
「ん?だったら、どうした?」
「わたしが、わたしが……。」
「麗子がどうするって?」
「ああ、そうだったわ。手を離したら……。ああ。でも、我慢が……。」
「どうした、麗子。言いたいことがあるなら言ってごらん。
 場合によったら聞いてやってもいいんだぜ?」
「あの、バイブを、バイブの先端を、わたしが……。」
「ん?バイブの先端を、お前がどうするって?」
「ああ、手に、手に持って、オマ〇コに……。」
「手に持って?後ろ手に組んだ手を離すってことか?
 おいおい、麗子。約束を忘れたわけじゃないだろうな。
「ああ、覚えているわ。でも、でも、こんな……。」
「麗子。オレは非道なことはするが、約束は守る男だ。
 だから当然、相手にも、それを求める。
 お前が手を離すと言うのなら、オレは約束通りに、鞭打ちを10発、
 お前のオマ〇コに食らわせるまでだ。いいのか、それでも。」
「ああ、もう、もうどうにでもして。
 ああ、もう、もう、欲しくてたまらない。
 ねえ、いいでしょ?
 バイブ、握って、オマ〇コに入れても。」
「ああ。その代わり、約束通り、オマ〇コの10鞭打ちだ。」

「そうよ、それも、それも、待っていたの。ああ、ねえ、礼二さん。
 ここ、ここよ、ここを思いっきり、打って。
 ねえ、麗子の、麗子のオマ〇コ、鞭で叩いて。
 もう、いいの。、もう、どうでもいいのよ。
 ああ、早く。ここ、ここめがけて打って。」

麗子は両手の指でオマ〇コを広げ、クリトリスをむき出しにした。
そしてただでさえ丸出しになったオマ〇コを、さらに田辺の元に差し出すように、
腰を思い切り突き出して、礼二の一撃を待った。

バシッ、バシッ、バシッっと、空気を切り裂くような音が部屋に響き、
麗子の身体が前後左右、そして上下に激しく揺れた。
礼二が振り下ろす鞭の動きをよけるような動きが2発目、3発目と続いた後、
麗子の動きが変わった。

礼二が打とうとしている方向へ自分の腰を突き上げ、
さらに強い刺激を受けようとしているのが田辺にはわかった。

「おい。麗子。10発じゃ満足できねえんじゃないのか?」
「な、何を言うの。もう、もう駄目よ。
 これ以上打たれたら、本当におかしくなちゃう。」「
「そうか。じゃあ、礼二、もうその辺にしておけ。」
「な、何を言うの?今、まだ、8発目だわ。10発の約束、でしょ?
 ねえ、田辺さん。あなた、約束は守る男だって…。そう言ったわよね。」

「ああ、だが、悲鳴を上げてやめてくれと泣き叫ぶ女を打ち続けろと命令するほど、
 非情な男じゃないんでね。」
「な、何を言ってるの?
 約束は、約束を守ることは、人間として、最低限のルールだわ。」
「おいおい。オレたちを誰だと思ってる?オレたちは、レイプ犯だぜ?
 あんたたちをレイプして、征爾を脅して、薬のデータを手に入れる。
 そんなオレたちに、人間としてのルールを求めるのか?」
「ああ、でも、だってだって、あなたはさっき、約束は守るって。
 わたしが手を離したら、容赦なく10発の鞭打ちだって。
 はっきりとそう言ったじゃない。」
「容赦なく?さあ、そこまで行ったかどうか。
 だが、オレたちは犯罪者だ。約束やルールは破るためにあるものさ。」
「じゃあ、どうしての残りの2発は打ってくれないのね?
 わ、わかったわ。だったら、だったら、わたしからのお願いよ。
 ねえ、もっと、もっと打って。
 ううん。せめて、せめて、約束のあと2発。
 ほら、ここ、ここよ。
 剥き出しのクリトリスめがけて打って欲しいの。
 ねえ、お願い。ここ、ここめがけて打って。」

麗子の異常なまでの懇願に、鞭を手にしたまま、礼二は固まった。
(こ、こんなに、必死に、鞭打ちを願う、なんて。いったいなんなんだ?)

礼二は目の前で、それこそ半狂乱になりながら、
自ら鞭打ちを望んで涙を流して懇願している麗子の姿を見て、
ある意味恐ろしささえ感じた。
(性欲の虜になった女は、ここまで堕ちるものなのか。)



麗子の我を忘れた絶叫に、香澄の身体がピクリと反応した。
紗理奈はじっと、香澄の顔を見つめる。
香澄はゆっくりと目を開け、紗理奈が自分の顔をじっと見ているのに気づいた。
「紗……。」
「しっ。」
香澄が呼びかけようとするのを紗理奈はそっと指で制した。
口を大きく開き、これにならない声で香澄に尋ねる。
「だいじょうぶ?ごめんなさいね、あんなにひどいことをして。」
「ううん。ぜんぜんきにしてないわ。だって、きもちよかったもの。」
「からだは?」
「もうだいじょうぶ。いたみもないし。でも、どうしたの?」
「うん。ほら……。」
紗理奈はそっと母親の方を指さした。
「ああ、れいこ。」
「おかあさまったら、くすりのききめはとっくにきれているはずなのに、
 ずっとあんなちょうしなの。もう、こころのそこからたのしんでいるかんじよ。」
「そうなんだ。くすりのせいじゃないってことね。」
「ええ。つまりあれが、おかあさまのほんとうのすがたということになるわ。」
「しょっくなの?」
「そうね。いがいだったというか、おもっていたとおりというか。」
「でも、れいこにも、それなりのかんがえがあるんじゃない?」
「それなりのかんがえ?たとえば?」
「たとえば……。
 そうね、れいこがひとりでぼうかんたちのよくぼうをすべてひきうけて、
 あなたたちとすくおうとか。」
「……。」
「そうしてじかんをかせいで、せいじさんがたすけにくるのをまっているとか……。」

紗理奈にはどれも違うとしか思えなかった。


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