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未亡人下宿
【痴漢/痴女 官能小説】

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約束-1

 一年後の夏・・・・
 朝からもう30度を超す真夏日である、下宿人の柳瀬 圭 も出所してからまじめに働き今では時々近所の和菓子屋で信代の好きな大福餅を差し入れる事もあってすっかり初野屋の下宿人になっていた。
しかし柳瀬の過去は消え去る物でもなく交際相手はごく限られて休みの日などはほとんどレコードを聴いたり、映画を観て過ごしていた。
 一方の大田新一はすっかりこの街にもなじみ、大学では生物の研究に取り組んでいた、時には女学生も連れて下宿を訪れ信代に紹介することもあった。
 この朝、新一はバイト先から帰ると部屋からバックを抱えて階段を下りて来た。
「おかあさん、今日から盆過ぎまで帰省します、夕飯はいいですよろしく」
そう言って出て行った。

柳瀬も職場は盆休みに入っていた。
「柳瀬くん盆休み在所へ帰らないの」
「誰も待ってませんし厄介者ですから」
柳瀬は寂しそうに言った。
「そう、じゃあここでゆっくりするのね、夕飯は少し奮発するわね」
夏休みの盆の期間は今までは信代も賄いは休んでいた、しかし柳瀬に対して母性本能がくすぐるのか食事ぐらいは用意してあげたかった。
「そうだ今日の高校野球もう四回戦ぐらいじゃない、柳瀬君野球好きでしょ一緒にい見ない」
信代は声をかけた。
「ああ、いいですよ」
「今日は私のふるさとの中京が出るわよ、柳瀬君はどこだった」
「九州です佐賀商はもう負けました」
「佐賀なの、一度も行ったことないわ」
「田舎です、なにもありません」
そんな会話は意外と弾んで中京の中継もうすぐだった。
「ビール飲む?・・」
「飲みますけど・・」
「じゃあ飲みましょう、飲みながら応援しましょ」
信代は冷蔵庫からビール瓶を日本取り出して封をきった。
「じゃあ乾杯」
コップに注いで柳瀬と二人きりの時を過ごすのだった。

 意外に飲む信代の姿を見て柳瀬も驚いていた。
「お母さんそんなに飲んで大丈夫ですか」
「いいのよ今日ぐらい、ねえあんたも飲んでよ」
すでに酔いが回っている様子が見て取れた。
「柳瀬くん・・・彼女いるの?」
「いませんよ・・」
「まだ童貞君なの・・・」
柳瀬はドキッとしたが酔ってる信代のふざけを聞き流した。
「ねえ賭けしない、中京が負けたら柳瀬くんあたいを好きにして、勝ったら柳瀬君は私の物、いいでしょ」
「そんな賭け事いいんですか」
「今日は二人きり好きなようにやりましょうよ」
信代はうつろな目をして言った。

 「今何回なの・・・ああ、ピンチじゃない」
中京が3点リードしていたがノーアウト満塁を迎えていた。
スタンドの歓声が中継のアナウサーの声をもかき消す大きさに膨らんでいた。

「ああ〜・・」信代の失墜の声たちまち同点に柳瀬は笑みを浮かべた。

しかしその後の展開は9回の裏中京は代打の二塁打でサヨナラで終わった。
「きゃ〜勝ったわ・・」信代ははしゃいでいた。
「柳瀬くんいいわね約束よもし童貞くんだったら私手ほどきさせていただくわ」
冗談ぽい口調で信代は言うと夕飯の買い出しに出て行くのだった。

その夜夕食を済ませると信代はソワソワしていた。
「柳瀬君先にお風呂済ませて、私ここかたずけてから頂くから」
「ハイそれじゃあ先に戴きます」

柳瀬はあの約束は冗談では無さそうだと感じとっていた。
確かに柳瀬は女性の経験はなかった、だから心臓の鼓動は普通ではない、まったく経験のない事に不安を感じた。
 しかし信代のもし仮に童貞だったらの言葉に甘えようと思った。
風呂に入るとすでにすでに股間は熱く吠えていた。
あの信代の白い豊満な裸体が脳裏に浮かんできていた。
「やべえ・・・俺どうしよう」
目を閉じた
 どうしたの・・あら・・凄いチンチンだわ・・・いいのよ誰もこの道を通って大人になるの・・・。
信代が囁く・・・妄想の世界が広がっていく

 「柳瀬くん下着ここに置くからね」
浴室の外から信代の声がした。

 静かだわ・・・何してるのかしらフフ・・
返事のない柳瀬を見透かしたように信代は笑みを浮かばせた。





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